ヨーロッパ最大の韓国映画祭であるロンドン韓国映画祭は10日夜、同地のオデオン・ウエストエンド映画館でクロージング作品の「王になった男」を上映し、幕を閉じた。閉幕イベントには同作で主役を務めたイ・ビョンホンら豪華ゲストも登場した。

7回目を迎えた今年の同映画祭は大ヒット作「10人の泥棒たち」が開幕作品であり、約2週間にわたり韓国映画40作品を上映した。

閉幕イベントには「王になった男」に出演したイ・ビョンホンをはじめリュ・スンリョン、チュ・チャンミン監督らが出席した。またイ・ビョンホンとともにハリウッド映画をロンドンで撮影中のブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、韓国人プロサッカー選手のパク・チソン(朴智星)も会場を訪れ、同作を鑑賞した。

イ・ビョンホンは「『王になった男』は韓国語の作品なのに、これだけ好評を博した。とてもうれしい」と語った。

同映画祭のチョン・へジョン芸術監督は「さまざまなジャンルの最新韓国映画を紹介するロンドン韓国映画祭は英国を代表する韓流文化の祭典になった」と評価した。

同映画祭は英国のブリストル、ボーンマス、グラスゴーの3都市でも順番に開催される予定だ。