“真のワールドスター”PSY、しばらくは韓国帰国が難しい状況

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写真=マイデイリー DB
世界を舞台に海外プロモーションに集中している歌手PSY(サイ)が、年内は韓国内で姿を見ることは難しそうだ。

PSYは来年2、3月頃に発表する「江南(カンナム)スタイル」の後続となるワールドワイドアルバムの準備と共に、大反響を呼んでいる海外活動により集中し、多忙な現地スケジュールを行うために、しばらく帰国を延ばした。

そのため、ソウル芳夷洞(バンイドン)オリンピック公園の体操競技場で昨年まで開催されていたコンサート「ワンタッチ」以降、初めての単独コンサートを計画していたPSYは、計画段階からこれを中止することを決定し、審査委員として活躍していたMnet「SUPER STAR K4」からも事実上降板し、現在は歌手ユンゴンが彼の代わりに審査委員を務めている。

年末の授賞式にも参席できるかわからない。30日、香港で開催されるMnet「2012 Mnet Asian Music Awards in HONG KONG」の参加のみ確定しているPSYは現在、各地上波で予定されている年末の歌謡祭からラブコールを受けているが、不参加が有力だ。各放送局では、今年の歌謡界でのPSYの活躍がとても独歩的だったため、どうにかしてPSYに交渉するために総力を注いでいる状況だ。

年内に帰国自体が難しいPSYの海外スケジュールはどうなっているのだろうか?PSY側の関係者によると、PSYのスケジュールはほぼ殺人的なレベルだという。PSYは今年1年でアメリカ東部、西部、ヨーロッパはもちろん、アジアまでの全方面でのスケジュールが詰まっている状態で、1日で最低5~6件、最大で20件に近いスケジュールを消化している。

この関係者は、「PSYは急いで専用機にまで乗って縦横無尽しているが、食事もできない場合が多く、PSYだけでなく共に行動するダンサーたちもとても苦労している。横で見ていて心苦しいほどだ」と話した。

フランスのエッフェル塔付近で2万人を越える観衆たちと“馬ダンス”を踊り、イギリスのオックスフォード大学で講演をするなど、ヨーロッパプロモーションに集中しているPSYは、11日に予定されている「MTV EMA FRANKFURT 2012」(EMA)のベスト・ビデオ部門での有力候補として授賞式に参席するためにドイツに向かう。

PSYは現在、ビルボードHOT100チャートで、世界的なポップグループであるMaroon 5に続き、7週間連続で2位の座を守っている。

記者 : コ・ギョンミン