「建築学概論」ハン・ガインの家、台風の被害“深刻ではない”

OSEN |

映画「建築学概論」でソヨン(ハン・ガイン)の家として登場した家屋が、台風15号により一部破損した。しかし深刻なレベルではないという。

映画会社ミョンフイルムのシム・ジェミョン代表は29日、自身のTwitterに「『建築学概論』に出た済州(チェジュ)島にあるソヨンの家も、今回の台風で破損しました。日程が少し遅れましたが、今週から既存の撮影用の建物の撤去を開始し、9月の頭から新築を始めます。来年の頭には映画の中での姿そのままに完成し、ギャラリー兼カフェとして運営する予定です」と書いた。

ミョンフイルムによると、済州島家屋の台風による被害の規模は、それほど大きくないという。ミョンフイルムは30日の午前、OSENとの電話取材で「玄武岩で作られた塀が一部壊れた状態だが、深刻な状況ではない」と伝えた。また「元々映画の撮影のために立てられた家だが、撮影後この空間をいかに活用するかについて悩んできた。来年の頭でのカフェオープンを目標に施工日を調整していたが、台風の影響で日程が少し見送られ、昨日から撤去作業に取り掛かった」と説明した。

この家は、済州島西歸浦(ソギポ)市南元邑(ナムウォンウプ)にあるもので、「建築学概論」でソヨンが15年ぶりに自身の初恋の人であり建築家のスンミン(オム・テウン)を訪ね、建築を依頼して完成した家だ。海を展望できる広い窓と屋根に敷かれた芝生が環境に優しく、映画のロマンチックな雰囲気ともよく調和されたとの評価を受けた。

最後にシム代表は「ご期待にお応えできる、綺麗で丈夫な建物にします。そうだ!家の名前は『カフェソヨンの家』にしました」と伝えた。

映画「建築学概論」は今年3月に韓国で公開され、410万人の観客動員数を突破、韓国恋愛映画史上最高のヒット作となった。

記者 : キム・ナヨン