スポーツ選手出身の芸能人は誰?

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写真=TVレポート DB
最近2012ロンドン五輪から凱旋したスポーツ選手たちが話題の中心となっている。芸能界のスターたちにとっても、五輪は特別なものだった。スターたちはTwitterやミニホームページなどのSNSを通じて選手たちにエールを送り、ともに笑いともに泣いた。

韓国は2012ロンドン五輪で金13、銀8、銅7の合計28個のメダルを収穫した。アメリカ、中国、イギリス、ロシアに継ぐ5位の成績だ。興味深いのは、芸能界のスターたちの中にもスポーツ選手出身が多いということだ。

そんなスポーツ選手出身のスターを一人一人挙げてみると、その競技の数も五輪に匹敵するほど多かった。「五輪」の代表に選ばれそうなスポーツ選手出身の芸能人を、競技別にまとめてみた。


柔道:CNBLUE イ・ジョンヒョン、キム・シンヨン

CNBLUEのイ・ジョンヒョンは将来有望な柔道選手だった。学生時代、様々な大会で金メダルを獲得するほどだった。先日、イ・ジョンヒョンはSBS週末ドラマ「紳士の品格」でキム・ドジン(チャン・ドンゴン)の息子、コリン役を演じ、役者デビューに成功した。今回のロンドン五輪では、チョン・ジュノ選手の判定に怒りを隠せないほど柔道に特別な愛情を見せた。

お笑いタレントのキム・シンヨンも柔道選手出身だ。キム・シンヨンは学校内暴力のせいで柔道を始めた。韓国で11日に放送されたKBS 2TV「青春不敗2」で、キム・シンヨンは「学生時代、身長が低く痩せていたのでいじめにあった。しかし、柔道を始めてから性格も明るくなり、健康的になった」と話し、話題となった。


水泳:ソ・ジソブ、AFTERSCHOOL ユイ、オン・ジュワン、ソンフン

水泳選手出身の芸能人としては、トップスターの俳優ソ・ジソブをはじめ、ガールズグループAFTERSCHOOLのユイ、俳優オン・ジュワン、ソンフンなどが代表的だ。

ユイは高校時代まで水泳を続けていたが、自分の道ではないと思い、水泳をやめた。オン・ジュワンは高校生になるまで選手として活躍し、韓国代表になることを夢見ていた。しかし、高校1年生の時に鼓膜が破れる傷を負い、選手をやめた。

ドラマ「新妓生伝」で男性主人公を演じたソンフンも、将来有望な水泳選手だったが、度重なる負傷で水泳をやめた。ソンフンはテレビで「パク・テファン選手のおかげで水泳がやっと注目され始めると、勿体無い気持ちがして涙を流した」と打ち明けたこともあった。

ソ・ジソブは小学生時代から水泳選手として活躍していた。高校3年生の時は水泳部のキャプテンとして大会に参加し、銅メダルを獲得した。ソ・ジソブの広い肩幅は、幼い頃から水泳をしながら鍛えた結果物とも言える。


サッカー:カン・ドンウォン、イ・ミンホ、ク・ジャミョン、ノ・ウジン、チョ・ハンソン

サッカー選手出身の芸能人はとても多い。KBS 2TVコメディ番組「ギャグコンサート」の「達人」コーナーで人気を博しているお笑いタレントのノ・ウジンもその一人だ。サッカー韓国代表のチャ・ドゥリとともに培材(ペジェ)高校でサッカーをしていた。全州(チョンジュ)大学に進学してからもサッカー選手として活躍していた。

俳優チョ・ハンソンはゴールキーパー出身だ。チョ・ハンソンは怪我などの理由でサッカーをやめた。同い年のサッカー選手イ・チョンスなどとは今も親しい。イケメン俳優のカン・ドンウォンも学生時代にはサッカー選手として活躍していた。怪我でサッカーをやめたが、モデルの仕事を始め、芸能界へデビューした。俳優イ・ミンホは「チャ・ボムグン(元サッカー韓国代表)のサッカー教室」出身だ。小学校5年生の時に怪我を負い、サッカー選手としての夢を諦めた。

MBCスターオーディション「偉大な誕生2」の優勝者であるク・ジャミョンは“第2のパク・チソン”とまで評価されていたサッカー界の期待の星だった。しかし、突然の怪我でサッカー選手としての夢を諦めた。アルバイトで生活していたク・ジャミョンは「偉大な誕生2」を通じて歌手の夢を叶えた。「偉大な誕生2」出身のサム・カーターもサッカー選手出身だ。サム・カーターは18歳までイギリス・プレミアリーグのフラムFCのジュニアチームでサッカー選手として活躍していた。

他にもBEASTのユン・ドゥジュン、A-JAXのジェヒョン、VIXXのレオ(元U-13サッカー韓国代表)などもサッカー選手出身だ。


テコンドー:チョ・インソン、ヒョンビン、イ・ジュンギ、SUPER JUNIOR シウォン

俳優チョ・インソンとヒョンビン、イ・ジュンギやSUPER JUNIORのシウォンはテコンドー選手出身だ。チョ・インソンはテコンドー公認3段で、高校2年生まで選手として活躍していた。

シウォンもまたテコンドー公認3段を獲得している有段者だ。現在海兵隊で服務中のヒョンビンはテコンドー公認2段、イ・ジュンギはテコンドーの元釜山(プサン)代表だ。他にもガールズグループT-ARAのジヨンとウンジョンがテコンドー選手を夢を見ていた。


陸上:ソ・ジソク、シン・ミナ

俳優ソ・ジソクは陸上韓国代表の候補だったほど将来有望な選手だった。高校時代に全国体育大会で10個以上のメダルを総なめしたこともあった。しかし、交通事故で夢を諦め、俳優の道を選んだ。ソ・ジソクの陸上の実力は韓国で2010年に放送されたMBCバラエティ番組「僕らの日曜の夜-今日を楽しめ」でも確認されていた。ソ・ジソクは同番組で元陸上韓国代表のチャン・ジェグンとの200メートル短距離対決で勝利した。

女優シン・ミナも陸上選手出身だ。この事実は、MBCドラマ「アラン使道伝」の制作発表会で公開された。シン・ミナはこの日「小学生時代に、一度だけ陸上の大会に出たことがある。今100メートルを走れば、15秒台が出そうだ」と話し、まだ錆びていない陸上の実力をアピールした。

ソ・ジソク、シン・ミナの他にもB1A4のバロ、少女時代のヒョヨン、KARAのハラ、Dal★Shabetのカウンらが陸上選手出身として知られている。


バスケットボール:シン・ソンロク、2AM ジヌン

現在軍隊で服務中の俳優シン・ソンロクは、バスケットボールのプロ選手出身だ。シン・ソンロクは「高校2年生の時までバスケットボールのプロ選手として活動していたが、腰の怪我で進路を変えた」と打ち明けた。シン・ソンロクの弟はバスケットボールチーム昌原(チャンウォン)LGセイカーズのシン・ジェロク選手だ。

2AMのジヌンはデビュー前にバスケットボールの選手として活躍していた。ジヌンは過去にバスケットボール選手として活躍していた経験を活かし、現在は芸能人バスケットボールチームの「RAINBOW STARS」でバスケットボールを楽しんでいる。


ボクシング:イ・シヨン

ボクシングと言えば、真っ先に浮かぶのは女優イ・シヨンだ。イ・シヨンは芸能人になってからボクシングにハマり、アマチュア選手にまで成長したケースだ。イ・シヨンは7月26日に慶尚北道(キョンサンブクド)榮州(ヨンジュ)市の国民体育センターで開かれた第33回会長杯全国アマチュアボクシング大会の48キロ級決勝戦で優勝し、人々を驚かせた。

イ・シヨンが制したのは、昨年の全国女子ボクシング選手権大会の優勝者である慶尚北道(キョンサンナムド)鎮海(チンへ)女子高校のチ・ユジン選手だ。イ・シヨンはチ・ユジンを相手に接戦を繰り広げ、10対7で判定勝ちした。

記者 : イ・ウイン