Vol.2 ― JYJ ジェジュン「音楽番組に出演したい」

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写真=C-JeSエンターテインメント
正直、JYJの曲をまともに聞いたことがなかった。他のアイドル歌手たちと特に変わりはないだろう、という先入観もあった。しかし、JYJのコンサートを見た瞬間、こう思った。「これは一人で見るのはもったいない」

JYJの曲を自ら作り出すことができ、曲とパフォーマンスのどちらか一方に偏ることなく、さらに完成度も維持しているというのは驚くべきことだ。だからこそ、さらに残念だった。利害関係はさておき、放送を通じてより多くの人がJYJの舞台を見ることができないのは、実はJYJではなく視聴者の損だと思った。

そのため、ジェジュンとのインタビューの場で質問しないわけにはいかなかった。「音楽番組に出演できなくなって、随分経った。他の歌手たちが出演しているのを見るとどう思うのか?」

ジェジュンはしばらく考えてから、「出演しているな」と短く答えた。再び質問した。「出演したいとは思いませんか?」

写真=C-JeSエンターテインメント
ジェジュンは「出演したい」と答え、心情を告白し始めた。「他の後輩たちと話すと、(JYJが)変な存在になってしまった気がします。後輩たちにとって珍しい先輩になってしまったようです。放送で姿を見ることが難しいので、顔を合わせると後輩たちですら珍しがります。JYJがアルバムや新曲を発表すると、後輩たちもわざわざダウンロードして聞くと言います」

ジェジュンは、自分たちは放送の舞台に立てないが、後輩歌手たちの曲は関心を持って見守っているという。「マネージャーがSISTARが好きで、SISTARの曲をよく聞きます。僕も一緒に聞くんですが、曲がいいですね。SISTARが歌もうまいです。男性は、最近はBEASTの新曲がよかったです。『人気歌謡』のステージも見ました」

楽曲の作業も怠らないジェジュン。ドラマを撮影している時期に、楽曲の作業を続けてきた。MBCドラマ「Dr.JIN」のキム・ギョンタクを演じ、どんなインスピレーションを受けたかという質問に対し、「残忍な曲ができました。なので、全部消しました。悲しくて。とても悲しい曲になりました」と話した。

「来年の上半期にアルバムを発表できるよう、準備しています」とジェジュンは話す。その頃には、ジェジュンやJYJを取り巻く状況も少しは変わっているのではないか、と期待してみる。改めて考えても、JYJの舞台は一人で見るにはもったいない。

写真=C-JeSエンターテインメント

記者 : イ・スンロク