「I LOVE イ・テリ」最終回、SUPER JUNIOR キボムに拍手を送ります

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※この記事にはドラマ「I LOVE イ・テリ」の結末に関する内容が含まれています。
写真=「I LOVE イ・テリ」スクリーンショット
2度目の月食をきっかけに、日時計が100日ぶりに正常化し、25歳のファン・ミンス(SUPER JUNIOR キボム)は14歳のクム・ウンドン(キボム(一人二役))に戻り、イ・テリ(パク・イェジン)と別れた。しかし、二人の縁が途絶えることはなかった。成長したウンドンはテリと再会し、ドラマはハッピーエンドで幕を閉じた。

ドラマ序盤、14歳の少年のクム・ウンドンは、ハ・スンシム(SunnyHill ジュビ)との愛を守ってほしいという無茶な願いをした後、一夜で25歳の青年に成長してしまった。このユニークな設定を、キボムは見事に演じきった。キボムは第1話から水着を着て露出さえも気にしない“役者魂”を見せてくれた。割れた腹筋だけでなく、足のすね毛までもそのまま見せ、水泳の途中に体が変わってしまう過程を事も無げな表情で表現し、視聴者の注目を集めた。

また、キボムは6歳上の女優パク・イェジンと実際の恋人に負けないほどの甘いストーリーを展開し、女心を揺さぶった。

イ・テリのためなら何でもするというファン・ミンスは、大げさな口調で「テリ~」を連発し、愛嬌を見せた。特に第8話ではクム・ウンドンに戻れば彼女と別れることとなるという事実を恐れ、「イ・テリさん、僕、行けそうもありません」と話し、緊張のファーストキスをして、互いの気持ちを確かめた。

写真=「I LOVE イ・テリ」スクリーンショット
同ドラマは、キボムの再発見だとも言える。5月の制作発表会で、キボムは「今回のドラマに全てをかけた」と話し、スポーツ選手並みの完璧なボディラインを作り上げ、作品への熱意を見せた。

これまでキボムはKBS 2TV「4月のキス」「四捨五入2」、SBS「雪の花」などのドラマに出演し、演技力に疑問符を付けられたこともあった。しかし、昨年SBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」のパク・ペンニョン役では短い出演にも関わらず強烈な存在感をアピールし、視聴者に深い印象を与えた。「I LOVE イ・テリ」では少年クム・ウンドンから大人のファン・ミンスに変わってしまった状況で、焦りながらも明るい魅力をアピールし、複雑な主人公の心理を繊細に表現して、演技力への疑問を払拭させた。

同ドラマの視聴者掲示板には「第1話からウンドンに変わるなど、緊張感溢れる展開に目が離せない」「キボムは登場から印象的で、上手く演じてくれた」「キボムのコミカルな演技に惚れた」「キボム兄さんに夢中になっていたら、あっという間に終わってしまった」「クム・ウンドンからファン・ミンスに変わる時の表情が圧巻」など、キボムの演技を高く評価する声が続いた。

「I LOVE イ・テリ」のイ・ミンジンプロデューサーは、TVレポートとの取材で「キボムは一度も遅刻をしないほど誠実な姿勢で撮影に臨んだ。毎回の撮影で台本を全て暗記しているのはもちろん、自分のキャラクターへの準備が徹底していた。文句をつけることは何もない。相手が先輩の女優だったので、キボム自らが率先してムードメーカーとなり、現場を和ませた」とキボムを高く評価した。

「I LOVE イ・テリ」の後続番組としては、H.O.T.とSECHSKIES(ジェクスキス)に代表される1990年代を舞台に、5人の友情を描くドラマ「応答せよ1997」(脚本:イ・ウジョン、演出:シン・ウォンホ)が韓国で24日から放送される。ウン・ジウォン、ソ・イングク、Apink チョン・ウンジらが出演する予定だ。

写真=「I LOVE イ・テリ」スクリーンショット

記者 : キム・ボラ