俳優パク・ユファンが、果たしてJYJユチョンの弟というレッテルをはがすことが出来るのか、期待が高まっている。

28日に初回が放送されたMBCの新しい毎日ドラマ(月～金に放送されるドラマ)「あなたなしでは生きられない」で、パク・ユファンは映画界を転々とするプレイボーイ、キム・ミンド役で、視聴者に強烈な印象を与えた。

ミンドは祖母のカン・ウォラ(キム・ジヨン)の米寿当日、恋人を名乗る二人の女性が現れ、大騒ぎを起こす。

結局二人の女性の喧嘩に巻き込まれたミンドはケーキをかぶり、ヤカンで頭を打たれ、最後は急所まで打たれた。

この過程でミンド役のパク・ユファンは図々しいプレイボーイの演技を自然にこなした。母のチャン・インジャ(キム・へスク)と父キム・プンギ(チュ・ヒョン)には弱い、可愛い息子だが、女性にはねっとりとした眼差しを送り、目に見える嘘で心を奪ってしまうプレイボーイをうまく表現した。

昨年「きらきら光る」で役者デビューを果たしたパク・ユファンは、歌手で俳優の兄ユチョンの弟で注目された。その後「階伯(ケベク)」「千日の約束」に次々と出演し、演技の腕を磨いて来たパク・ユファンは、今回のドラマで存在感のある役を演じることで、兄ユチョンの弟ではない、俳優パク・ユファンとして自立できるチャンスを掴んだ。

これに先立ち行われた制作発表会で、キム・へスクはパク・ユファンに対し、「本当によくやってくれる俳優で、作品が終わると注目を集めるだろう」と褒めたことがある。キム・へスクの言葉通り、パク・ユファンは初回の放送で安定した演技力を披露、役者として飛躍できる土台を作った。

一方、「あなたなしでは生きられない」は大家族の確執と和解を描いた作品で「ミス・リプリー」のチェ・イソププロデューサーとキム・ソニョン脚本家がコンビを組んだ。