ユ・リア「イ・ジュンギと熱愛?あきれて笑いました」

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2009年、ミスコリア真(グランプリ)の栄光を手に入れたユ・リア(本名:キム・ジュリ)は、2012年になってSBSドラマ「明日が来れば」の浅はかな末娘イ・ジミを通じて演技に初挑戦した。初めての挑戦だったが、演技に対する思いが強かったせいか、演技力に関しての批判はなかった。

「撮影前は本当に楽しみだったけれど、それと同時に緊張していて、怖くもありました。上手く出来るかとても心配しました。もしかしたら『素質がない』と言われるかもしれないと思い、一生懸命努力をしました。また『NGを出して流れを悪くしたらどうしよう』と思うと怖くなり、セリフは徹底して覚えました。助詞一つ間違えずに言おうと思っていました」

法廷争い寸前……“過ぎた欲”が招いた結果

実際にユ・リアが再びテレビに出るのは、容易なことではなかった。2009年にミスコリア真に選ばれた後、ミスワールドに参加しミスアジアに選ばれた。その後、彼女はミスユニバースへと目を向ける。

当時ユ・リアは、負けん気が強く、大金をつぎ込んで買ったアクセサリーなどを持ってアメリカへ渡った。だが、その際に宝石を入れていた車のトランクが荒らされて、騒ぎは当時の所属事務所と法廷で争う寸前にまでなった。そして、彼女に対する悪意ある記事が出回ることになる。

「ミスワールドの時は準備が出来なかったのに、意外にも良い成績を収めることができました。それで自信もついて、ミスユニバースに挑んだんです。企画会社にサポートを頼んで、アクセサリーもたくさん持って行きました。現地でアクセサリーを車のトランクに入れていたのですが、それが全部無くなってしまったんです。イヤリングもなくて、現地で15ドルで買ったりしました。その時にはもう意欲が無くなっていました。いい表情も出来ませんでしたし」

「その時にサポートしてくれていた代表は、悪い方ではありません。ただ意見が合わなかったんです。結果的には良い方向で解決出来ました。今にして振り返ってみれば、当時は私の欲が行き過ぎていたようです。そのまま気楽に行っていたのならば、あのようなことは起こらなかったでしょう。欲の出し過ぎが招いた結果です。それで学んだのは『欲は張れども、過ぎてはならない』ということです」


苦しい時期に演技が思い浮かんだ

人生に対する高い授業料を払ったユ・リアは、その後、個人的な性格にも多くの変化が出てきた。彼女は「人に会う時もまず考えてみることにしました。自分と合う人か、意見や価値観が同じなのかを冷静に見ます。また、以前はリードするのが好きでしたが、今は必ずしも出しゃばろうとは思いません。少し大人になったようです」と淡々と語った。

ロシアでバレエを専攻していた彼女は、足のケガによりバレエを諦めることになった。全てが終わった状況で自分のやりたいことについて悩み、そして演技という答えが出てきた。

ユ・リアは「バレエも演技と同じです。キャラクターがあり、表情もそれぞれ違います。セリフがないだけです。当時はバレエに未練があって、諦めることが出来ませんでした。自分に出来ることを探すと、演技が思い浮かびました」と語った。続けて「キム・サランやコ・ヒョンジョンのようなミスコリア出身の女優がいるが、プレッシャーにはならないのか」と尋ねてみた。ユ・リアは「自分が迷惑をかけないかが心配です。私が上手く演じると“ミスコリア出身女優”という肩書きも光るでしょうから。“ミスコリア出身女優”の方々に迷惑をかけないようにと、とても気を使います」と話した。

イ・ジュンギとの熱愛説、あきれてただ笑った

ユ・リアに、韓流スターのイ・ジュンギとの熱愛説が浮上した。「母から連絡を受けて熱愛説が報道されたことを知りました」というユ・リアは「本当に驚いてあきれました。『なぜ?』という思いが先立って、ただ笑いました」と語り「そして本当に申し訳なく思いました。あの方は大物韓流スターなのに」と笑った。

引き続き彼女は「イ・ジュンギさんとは、2年前に通っていた美容院の美容師さんを通じて、初めて知り合いました。その後、演技に興味が沸いて、演技について分かってきた時に食事を1、2度ご一緒しました。そしてその後はほとんど連絡もせずに過ごしてきましたが、突然報道されたんです。スターなのに、申し訳ありません」と繰り返し話した。

「天気も穏やかになったので、異性と交際したいとは思わないのか」と尋ねると、ユ・リアは「自分の身の回りのことをするだけで忙しいです。今は演技に集中したいです」と笑いながら話しをまとめた。

スラリとした背丈にハッキリとした目鼻立ち。よく見れば穏やかな表情をしたユ・リアは、セクシーというよりは清純そうなイメージを持っていた。背の高い清純派美女が不足しているこのごろ、ユ・リアの登場が芸能界にどのように影響するのかが期待される。

記者 : ハム・サンボム