「折れた矢」福岡アジア映画祭開幕作に選定“大賞狙う”

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写真=映画「折れた矢」のワンシーン
今年1月に公開され、350万観客を動員した映画「折れた矢」(監督:チョン・ジヨン、制作:アウラピクチャーズ)が日本で開催される福岡アジア映画祭の開幕作に選ばれた。

映画祭は7月6日から15日まで開かれ「折れた矢」は長編部門の開幕作に選定され、13日の午後、明治安田生命ホールで上映される。また、主演俳優のアン・ソンギがゲストとして参加する予定だ。

福岡アジア映画祭は1987年今村昌平監督によって創設された映画祭。日本の代表的な国際映画祭のひとつで、日本で一度も上映されたことのないアジア各国の作品を商業映画と芸術映画の区分なく、紹介してきた。そしてコンペティション部門は1994年以降、導入された。映画祭は6日から8日まで短編映画とドキュメンタリーを、13日から15日まで長編映画を上映する。

福岡アジア映画祭でこれまで大賞を受賞した韓国映画としては「ハロー!?ゴースト」「甘い嘘」があり、今年は「折れた矢」ならびに「恋は命がけ」「ペースメーカー」「ネバーエンディングストーリー」などの韓国映画が公式招待された。

今年1月に公開され350万人の観客を動員し、話題となった「折れた矢」は2012年第48回百想芸術対象映画部門作品賞を受賞した。

記者 : シン・ナラ