「ホーリーランド」U-KISS ドンホ“不良に会ったら逃げなきゃ”

OhmyStar |


アクションドラマ「ホーリーランド」ワン・ツーで街を制したいじめられっ子

街の“不良狩り”カン・ユは、本から格闘技を学んだ。小柄で内向的だった彼は、古本屋で買ったボクシング教本を読み、各種の武術の基本を身に付けていく。

「ホーリーランド」は、家にも学校にも居場所を見つけられなかった、ひ弱な主人公が、夜の街の勝者に生まれ変わる過程を描いた全4話の格闘アクションドラマだ。U-KISSのドンホが演じる主人公カン・ユは、自身の唯一の居場所である聖地「ホーリーランド」を守るために戦う。

「ホーリーランド」は、日本の漫画家、森恒二の同名の漫画が原作となっている。原作漫画は“格闘技の教本”とも呼ばれ、2000年から2008年まで8年間連載され、2005年には日本でテレビドラマ化された。

23日の「ホーリーランド」の制作発表会には、上岩洞(サンアムドン)CGVにU-KISSのドンホとフン、チュ・ダヨン、ソン・ウンなどの俳優たちと、演出担当のパク・ギヒョン監督が参加した。パク・ギヒョン監督は「アクションシーンでも絶えず相手と対話をするような作りが、従来のアクションドラマと違うところ」と説明した。これは原作漫画の特徴でもある。


U-KISS フン「ドンホが真剣な表情をする」と笑い出してNG

原作ドラマを楽しんで見たというドンホは「知っている作品が提案されたからうまくやれるかと思ったけど、画面に自分の顔が一番多く映るのが不安だった」としながらも「準備する過程で成長したと思うし、今は自信がついた」と語った。

ドンホ以外にフン(テシク)とソン・ウン(サンホ)は、それぞれテコンドー選手と水泳選手だった経歴から、アクション演技が得意な方だった。ドンホは「二人は難しいアクションシーンが多くて、アクションスクールでかなり練習したけど、僕はワン・ツー(ボクシングでのパンチの打ち方のひとつ)だけで少し退屈だった。でも、二人が『飛び蹴り』や『回し蹴り』などで苦労していたのを見ると、それでよかったとも思えた」と笑った。

しかし、ドンホとフンは同じグループで活動して素顔を知っているだけに、アクションシーンよりも真剣な表情をすることの方が難しかったという。フンは「劇中でドンホと真剣な顔で話をするシーンが多かったけど、実は僕たちは練習室で目が合えば笑っていたずらをする。特にドンホは末っ子のイメージが強くて、真剣な顔をされると笑いを堪え切れなくて、NGも結構出した」と伝えた。

ドンホとフンは「不良に会ったらどうするか」という質問にもそれぞれ違う回答をした。ドンホは「元々怖がりでケンカは好きではないし、やったこともない。逆らわないようにして何事もなく家に帰るため、逃げると思う」と答えた。一方、フンは「闘争心があるので、我慢できないと思う。一人でケンカすると怪我するから、うちのメンバーを呼んで、一緒に戦ってくれと頼む」と話した。

カン・ユの相手役で紅一点のサンミに扮したチュ・ダヨンは、共演することになったU-KISSのメンバーに対し「『Man Man Ha Ni』を歌っていた時にファンになって、会いたいと思っていた。ドンホ兄さんは、ステージでの姿とは違って実際にはいたずら好きで、友達みたいだった」と答えた。

一方、パク・ギヒョン監督は、映画「暴力サークル」の演出も手掛けた。“格闘技の教本”とも呼ばれる今回のドラマに対し、パク監督は「ケンカをメインにしたのではなく、テーマにして、これを通じて自分を見つけ出す話」とし、「暴力を正面から描いているので、暴力の助長や美化にはならないはず」と強調した。

アクションドラマ「ホーリーランド」は、28日午後11時に韓国で第1話が放送される。全4話で、毎週土曜日に放送される。

記者 : イ・ジョンミン、イ・ヒョンジン