住田愛子&キム・ダヒョンによる日韓ユニットLucky PangPang、新曲「Sugar」を発売“日本でも活動したい”

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写真=n․CHエンターテインメント
住田愛子&キム・ダヒョンによるLucky PangPangが、カムバックの感想を語った。

Lucky PangPangは最近、ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)のn․CHエンターテインメント社屋でデジタルシングル「Sugar」の発売を記念し、Newsenとインタビューを行った。彼女たちは韓国で5月に放送終了したMBN「韓日歌王戦」MVPのキム・ダヒョンと日本の実力派シンガー住田愛子が結成した日韓初のトロット(日本の演歌)グループだ。

彼女らは今月8日、デジタルシングル「Sugar」を発売し、4ヶ月ぶりにカムバックした。同曲は、ときめく感情を甘い愛にたとえ、相手に徐々に溶け込んでいく気持ちを表現した楽曲だ。

明るい笑顔で挨拶したキム・ダヒョンは「『DAMDADI』以降4ヶ月ぶりに、早くカムバックできて嬉しいです。前回はカバー曲でしたが、今回は私たちの感性を盛り込んだ新曲なので、より意味深くて幸せです」と感想を語った。住田愛子も「初めてオリジナル曲を発売することができて嬉しいです。前の曲を発売してからもう4ヶ月が過ぎたと言われて驚きました」と感想を語った。

「Sugar」を初めて聞いた時の感想を聞くとキム・ダヒョンは「“10代”という感じが強いと思いました。私たちは2人とも10代なのでぴったりな曲だと思いましたし、普段とは違う新しい姿をお見せできる曲だと感じました」と答えた。住田愛子も「“女子高生”という雰囲気が強いと思いました。爽やかで夏のイメージでした。若々しい雰囲気をよく生かした楽曲です」と評価した。

4ヶ月のカムバック準備期間中、2人の関係はどのように変わったのだろうか。キム・ダヒョンは「姉さんは日本人で、私は韓国人なので、最初は会話する時にどんな話をすればいいのかもよく分からなかったんです。でも、(初めて活動した後)4ヶ月という時間が流れ、今は会うと翻訳機から取り出して会話をします。姉さんとレコーディングやミュージックビデオの撮影を一緒にしたり、レギュラー番組の収録に参加するうちに仲良くなりました。さらに親しくなり、距離が縮まりました」と愛情を表した。住田愛子も「距離がとても近くなりました」と笑顔で語り、「もともと仲は良かったけれど、もっと近くなったと思います。ダヒョンが日本語を勉強しているので、翻訳機を通じて対話するだけでなく、簡単な韓国語と日本語を混ぜて会話しています」と明かした。

住田愛子は「韓国に母と一緒にいますが、父に会いたいと思ったりもします。ダヒョンは最初の韓国人の友達ですが、年齢が近いので、いろいろなことを話せます。私も韓国語を勉強しているのですが、本よりはダヒョンの韓国語を聞いて習得する方が速いと思います。心強い友人です」と打ち明けた。彼女に知っている韓国語を聞くと「マネージャーが韓国人なので、『お腹は空いたのか』くらいはできます」と答えた。

会話の主なテーマを聞く質問にキム・ダヒョンは「私たちは今、一緒に宿舎生活をしていなくて、練習の時にだけ会っているんです。写真を撮ったり、この前は恋愛の話をしたけれど、姉さんが日本では芸能人は恋愛の話に気をつける雰囲気があると言っていました。その後、恋愛のテーマは扱えなくて残念ですが、もう少し仲良くなればもっと話したいですね」と明かし、笑いを誘った。これに対し住田愛子は「日本では芸能人のラブストーリーは大きなスキャンダルになり得るので、気をつけていると思います。ダヒョンを見ていると、韓国はそこまで禁止という雰囲気ではない気がして驚きました」と説明した。

「少女のような雰囲気の『Sugar』で戻ってきました」と話したキム・ダヒョンは「新しい姿をお見せするので、ファンの方々が喜ぶだろうと思いました。今の年齢だからこそできる曲なので期待していたのですが、ファンの方々の反応も良かったです。『このような曲をたくさんやってほしい』という好評が多かったんです」とファンの反応を伝えた。住田愛子も「日本でも見たいというコメントが多かったです」と喜んだ。

恋に落ちた感情を表現するため、参考にしたコンテンツはあったのだろうか。キム・ダヒョンはこれに対してtvN「涙の女王」を挙げ、取材陣を笑わせた。彼女は「普段は恋愛物よりはアクションが好きな方なのですが、『Sugar』を表現するため、今回は甘いジャンルをたくさん見ようとしました」と語った。また住田愛子は「恋愛小説が好きなんです。私は恋愛の話をしない方ですが、友人の経験談を聞くのは好きで、私の想像を加えて考えてみようと思いました」とつけ加えた。

さらにキム・ダヒョンは「Sugar」の日本活動について聞く質問に「まだ決まったことはないのですが、いつでも可能性はあると思っています。良い機会があればやりたいです」と期待を示した。

記者 : イ・ヘジョン