【REPORT】「社内お見合い」が大人気!キム・ミンギュ、日本語での“眼鏡キス”再現から生歌披露まで!初の日本ファンミーティングで思わず涙も

Kstyle |

©WORLD ENTERTAINMENT
Netflix大ヒット韓国ドラマ『社内お見合い』に出演し、眼鏡キスで話題となった韓国俳優キム・ミンギュが初の日本ファンミーティング「Kim MinGue Japan 1st Fanmeeting~HARU~」を開催。5月14日(土)、15日(日)の3公演にわたり、ヒューリックホール東京で約2,500人の日本ファンと貴重な時間を過ごした。

『社内お見合い』の大ヒット直後、そして初の来日ファンミーティングということで、期待を胸に多くのファンが来場し、満員御礼。入り口で配られたピンクのペンライトがきらびやかに会場を彩っている。ステージのスクリーンには、キム・ミンギュの出演作の経歴が映し出され、これまで様々な作品でキャリアを積んで来たのが分かる。

スクリーンの映像が切り替わりいよいよスタート! 両手でマイクを握り、歌を口ずさみながら登場したキム・ミンギュ。「皆さん、はじめまして。『Kim MinGue Japan 1st Fanmeeting~HARU~』へようこそ」と日本語で挨拶すると、大きな拍手が上がった。


初の日本ファンミに緊張!初々しさと意外な一面にファンも笑顔

©WORLD ENTERTAINMENT
MCのYumiから日本ファンを前に気持ちを聞かれると、「本当に緊張して、頭が真っ白になってしまいました。デビューをしたときのように緊張している気がします」と震える手を見せるが、低音で優しい口調はドラマで見たままのキム・ミンギュの姿だ。

ファンミーティングのタイトル『Kim MinGue Japan 1st Fanmeeting~HARU~』について、「“ハル”は、日本だと季節の春という意味だと聞きました。韓国で“ハル”は一日という意味なんです。なので、皆さんと一緒にまるで春のような暖かい一日になったらいいなと思ってつけました。皆さんにもいい思い出がたくさんできたら嬉しいです」と明かした。

『社内お見合い』の印象からスーツ姿で登場するかと想像したが、カジュアルなジャケットスタイルで登場したキム・ミンギュは、「日本の方々が好きなスタイルだと聞きました」と照れ笑いで回答。中に着たシャツのリボンは、「リボンの結び方だと可愛すぎるかなと思って……」と、チョゴリの結び方でオリジナルのファッションを披露した。

日本には20代前半に大阪に来たことがあるというキム・ミンギュ。「道頓堀にも行きました」と明かし、「日本に来るたびに感じるんですが、都市も街も建物もきれいですよね。こじんまりとした可愛さも感じます」と日本の印象について話した。

©WORLD ENTERTAINMENT
オープニングトークを終え、最初のコーナーは事前に募集したファンからの質問に回答するもの。「日本で最初に食べたご飯は?」という質問に悩んだ末、「炭酸水」と珍回答。すかさず突っ込みが入ると、「あ、お寿司です!」と思い出し、好きなネタはヒラメだと明かした。さらに、日本の好きな食べ物を聞かれると、「ラーメンが本当に大好きで、韓国でもよく食べている」と説明。また、今回の来日では「味噌とんかつ」が好きになったという。

続いて「カバンを持ってきましたか?それともショッピングバッグですか?」という質問には、「韓国で空港まではショッピングで来たけど、途中でスタイリストさんがカバンを出してくれたので、カバンに替えました」と回答。とにかくショッピングバッグが楽で、日頃から使っているという不思議な一面を見せてくれた。


日本語での“眼鏡キス”再現に胸キュン!

©WORLD ENTERTAINMENT
続いて「ABOUT Kim Min Gue」のコーナーでは、キム・ミンギュについて掘り下げていくトークへ。

実はキム・ミンギュが「イケメンがいる」と話題になったきっかけの動画があり、それについて「恥ずかしい話なんですが、20歳になって友達とお酒を飲む約束をしていた時に、僕を含めて3人しか集まらなかったんです。その時に3人で『早く来て』という動画を撮ったアップしたところ、そんなことになりました」と照れくさそうに明かした。

俳優活動については、「子供の頃から演技をしたいと思っていて、演技を始めてからは選んだ道は間違っていなかったと思った」と率直な思いを明かしたキム・ミンギュ。これまで出演したドラマ3作品から話題のシーンを映像で公開されると、『この恋は初めてだから』には「わー! 僕若いですね」、『スノードロップ』には、「一生懸命努力をして準備をした作品です。これまで大衆的な役が多かったけど、イメージチェンジにトライした作品」とコメント。特に「セリフではなく、表情で見せなければいけないキャラクターだったのでとても悩みました。じっとしているだけでも怖く見える人っていますよね、そう見えるように努力しました。表情を消してしまうと怖さが半減してしまうところがあったので、無表情ながらも怖さが出るようにしました」と、本人にとって挑戦となった役柄だったと説明した。

©WORLD ENTERTAINMENT
続けて、『社内お見合い』では注目を浴びた“眼鏡キス”の映像が流れると客席からも思わず声が漏れる。キム・ミンギュ本人も「あー!あー!」と照れながら声を漏らし、このシーンについて、多くの人に気に入ってもらえたことから「10点満点で8点だと思う。残りの2点は考えずに演じてしまったから」と評価した。ここで眼鏡が登場し、ファンのためにこのシーンを再現することに。眼鏡は実際に現場でつけていたものだと明かすとファンから大反響。

カメラに向けて再現した後、「このシーンを好きな方がとても多いので、実は日本語でも準備してきました」と、自ら驚きのサービス。本人もかなり照れるようで、気合を入れてスタート。「もう二度と忘れなくしてあげる」と、日本語での名シーン再現に拍手喝采となった。


腕立て伏せ64回を披露!ガチャガチャにはしゃぐ姿も

©WORLD ENTERTAINMENT
初来日ということで、ファンからたくさんの質問が届いているということから、ガチャガチャマシーンが登場。キム・ミンギュ自らガチャガチャをして、ファンの質問やリクエストに答えていくコーナーへ。

1つ目は「1分間で57回を記録したという得意の腕立て伏せを見せて」というリクエスト。「今もできるか分からないけど……」と言いながらもステージ上で腕立て伏せ64回を披露。息切れした声で、「日本語でカウントだったから、何回できているのか分からないままたくさんやってしまった」とお茶目な回答をしつつも、ドラマでも見せた筋力を誇示したキム・ミンギュ。

2つ目の質問では、水泳をやっていた当時のエピソードとして、「水泳をやっているととにかく寒くて、唇が震えると温まることができた」というかわいらしい思い出を紹介。ガチャガチャがうまく回らないと、「僕のお金~」「僕のお金復活~!」など、はしゃぐ姿も垣間見ることができた。

続いて、プライベート写真のコーナーでは、赤ちゃん、5~6歳頃の幼少期、高校生時代の3枚を紹介。よくイタズラする子供だったと振り返り、「イタズラは今もよくするかも」という。


話題の歌声披露も!「社内お見合い」OSTを熱唱

©WORLD ENTERTAINMENT
以前、バラエティ番組に出演した時に、話題を集めたキム・ミンギュの歌声。ここで、歌を披露するということで準備のため一度退場すると、この日のために準備をするキム・ミンギュのコメンタリー映像が公開された。ファンミーティングのために歌を練習していることは出演番組などでも明かされていたが、スタジオで練習する様子や日本ファンに向けたコメントが流れ、ファンのために一生懸命準備している様子を見ることができた。

白いシャツと白いベスト、デニムというカジュアルな衣装にチェンジして登場すると、『社内お見合い』のサウンドトラックとしても人気を集めているMeloMance「Love, Maybe」を披露。さらに、「1曲だけだと寂しいので」と、チョクジェ(적재)の「Shall We Walk Together?」(나랑 같이 걸을래)を歌唱。「少し緊張がほどけていたのに、また緊張してしまった」と、マイクを両手で握ったまま歌うキム・ミンギュだったが、ステージを歩きながらファンに手を振ったり、視線を送り、ファンとのコミュニケーションを楽しむ。歌唱後、「気分は良かったけど、また手が震えてます」と再び震える手を見せ、初ファンミーティングならではの初々しさを見ることができた。

©WORLD ENTERTAINMENT
続いて行われた「以心伝心 Kim Min Gue」のコーナーは、観客参加のキム・ミンギュにまつわる2択のバランスゲーム。「戌年 or 亥年」は戌年、「仏教 or クリスチャン」は仏教、「犬好き or 猫好き」は猫好き、「インドア派 or アウトドア派」はインドア派、「美味しいものから先に食べる or まずいものから先に食べる」は美味しいものから先に食べる、「チキン or ピザ」はチキンを選択。最後まで残ったファンと“以心伝心じゃんけん”をすることに。キム・ミンギュと同じ“チョキ”を出した2名にサイン入りポスターが贈られた。


日本ファンへの手紙!思いが込み上がり思わず涙も

©WORLD ENTERTAINMENT
ファンミーティングもいよいよ終わりに近づき、「今後もいい作品に出演していきたい。バラエティ番組などもあるので楽しみにしてほしい」と今後の活動についてコメント。客席を背景に記念撮影を行った後は、キム・ミンギュ一人でステージに残り、「日本に来て初めてファンミーティングをしましたが、ファンの皆さんに手紙を書いてきました。文才はないんですけど、頑張って書きましたので読んでみたいと思います」と照れくさそうに、ファンに向けて手紙を読んだ。

これまでの活動を振り返り、ファンへの感謝の気持ちを率直に伝える中、涙が込み上がるシーンも。客席のファンも拍手で応え、温かい雰囲気の中、最後は日本語で「では皆さん、また会いましょう」というシンプルながらも心のこもった一言でファンミーティングはエンディングを迎えた。

最後に行われたお見送りでは、会場に来たファン一人ひとりとコミュニケーションをとり、惜しまずファンサービスを送ったキム・ミンギュ。最後の言葉の通り、またすぐに日本で会える日を楽しみに待ちたい。

©WORLD ENTERTAINMENT
※本レポートは5月14日(土)公演のもの

■公演概要■
Kim MinGue Japan 1st Fanmeeting~HARU~

【公演日程】
・2022年5月14日(土)
OPEN 16:00 / START 17:00

・2022年5月15日(日)
OPEN 12:00 / START 13:00 (追加公演)
OPEN 16:00 / START 17:00

【会場】
ヒューリックホール東京

■関連リンク
・キム・ミンギュInstagram:https://www.instagram.com/mingue.k/

記者 : Kstyle編集部