「BTS(防弾少年団)はこれからが始まり」HYBE、2022年第1四半期の実績を発表…新グループLE SSERAFIMやSEVENTEENらの活躍にも期待

MYDAILY |

写真=HYBE
BTS(防弾少年団)の所属事務所であるHYBEが昨日(3日)、今年の第1四半期に売上2,850億ウォン(約294億円)、営業利益370億ウォン(38億円)を記録したと発表した。

2021年の第1四半期比で売上は59.8%、営業利益は62.7%増加した。純利益は308億ウォン(約31億円)で、前年の同期比で78.7%増加している。

第1四半期の売上のうち、直接参加型売上は1,536億ウォン(158億円)で、全体売上の54%を占めた。直接参加型売上にはアルバムや公演などによる売上が含まれる。

3月に開かれたBTSのソウルコンサート関連の売上も、第1四半期の直接参加型売上として反映された。BTSのソウルコンサートの売上を含めた全体公演部門の売上高は613億ウォン(63億円)だ。

さらに第2四半期にはHYBE主要アーティストたちのアルバム発売が多数予定されており、直接参加型売上、その中でもアルバム部門の売上が大きく増加すると予想される。2日にデビューしたガールズグループLE SSERAFIMのアルバムは先注文数が38万枚を記録し、TOMORROW X TOGETHERとSEVENTEENのアルバム予約注文量も前作と比べて増加傾向を示している。さらにBTSは6月10日、ニューアルバムの発売を予告している。

写真=SOURCE MUSIC
公演部門の売上も、第2四半期に開かれたBTSのラスベガスコンサートを始点に、今後も拡大すると予想される。TOMORROW X TOGETHERは7月よりデビュー後初のワールドツアーを行う。

MD(公式商品)とライセンス、コンテンツ、ファンクラブなどの売上を合算した間接参加型売上は1,313億ウォン(130億円)だった。全売上高で間接参加型売上が占める割合は前四半期比18%減少したが、これは直接参加型売上に該当する公演売上自体が大きくなったうえに、オンラインストリーミングサービスまで公演売上に含めることにした集計方式の変化に起因するものだ。

MDの中ではBTSのメンバーたち自らが制作に参加した「BY BTS」が特に人気を集めた「BY BTS」は1次販売分が早期で品切れとなり、2次、3次販売を追加で行った。この他にもツアーMDとアミボム(ペンライト)の販売がMDの売上を牽引したことが分かった。第2四半期以降はアーティストたちの新しいアルバムが多数発売されるのと共に、新たなMDの発売も増えると予想される。

HYBEは、発売準備中のゲーム「BTS Island: In the SEOM」の成果も公開した。音楽とアーティストを通じてファンに感動を提供するという志向に到達するため、BTSメンバーの参加のもとに開発された「BTS Island: In the SEOM」は、事前予約数が開始4日で100万件を突破した。

HYBEのパク・ジウォンCEOは実績公示直後に開催されたカンファレンスコールを通じて「音楽とアーティストを通じてファンに感動を与えることがHYBEの本質的な価値であり、これを疎かにすることはないだろう」と強調した。

特にBTSという“スーパーIP”が持つ格別な存在にも言及し「BTSと共にすることができるということは、HYBEにとって喜ばしいことだ。彼らの力量が止まることなく伸びていくように、集中的にサポートしていく。これからが始まりに過ぎないBTSを最後までサポートする計画だ」と明かした。

・HYBEパク・ジウォンCEO&BIGHIT MUSICシン・ヨンジェ代表取締役、米ビルボード「インターナショナル・パワープレイヤーズ」に選定

・BTS(防弾少年団)からASTROら、食べる姿まで魅力的なアイドルたちは?キュートな表情にファン悶絶

写真=Pledisエンターテインメント

記者 : パク・ユンジン