BLACKPINK、新曲「Lovesick Girls」MVのナース服に抗議殺到…YGがコメント“特別な意図はなかった…編集は慎重に検討”

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写真=YG ENTERTAINMENT
BLACKPINKが、新曲のミュージックビデオで実際とはかけ離れたナース服を着用したことに対し、議論が浮上した。これにYG ENTERTAINMENTは「音楽を表現する以上のいかなる意図もなく、修正については深く議論している」とコメントした。

2日に公開されたBLACKPINKの1stフルアルバム「THE ALBUM」のタイトル曲「Lovesick Girls」のミュージックビデオでは、ジェニーがナース服を着用している場面が描かれた。

彼女は、短いスカートとハイヒールを履いて、セクシーな姿を披露した。しかし実際に看護師が身に着けている白衣とはかけ離れており、性的対象化されているという非難の声があがった。

5日、保健医療労働組合は「BLACKPINKの『Lovesick Girls』のミュージックビデオで、メンバーの1人がナース服を着たシーンが登場した。ヘアキャップ、タイトで短いスカート、ハイヒールなど、看護師の服装とは相当かけ離れているが、『コスチューム』という弁解のもとで、既存の典型的な性的コードをそのまま踏襲した服装と演出だった」と主張した。

写真=「Lovesick Girls」MVキャプチャー
続いて「女性と看護師の性的対象化と性の商品化に断固反対し、BLACKPINKの新曲が、各種グローバルチャートの上位にランクインしている今、その人気と影響力にふさわしいYG ENTERTAINMENTの責任ある取り組みを促す」と呼びかけた。

現在Twitterでは、「#看護師はコスチュームではない」「#Stop_Sexualizing_Nurses」などのハッシュタグが広がっている。

これをうけYG ENTERTAINMENTは「看護師と患者が登場するシーンは、曲中の歌詞『No doctor could help when I'm lovesick』を反映している。特定の意図は全くなかったが、歪曲された視線が集まることに懸念を感じている」と明かした。そして「音楽を表現する以上のいかなる意図もなく、該当シーンの編集については深く悩み、議論中だ」と修正については慎重に検討していることを伝えた。

BLACKPINKの「Lovesick Girls」は発売後、アメリカをはじめ計57ヶ国のiTunesアルバムチャートの1位にランクインした。また日本を筆頭に、中国、香港、マカオ、シンガポール、タイ、ベトナムなどのアジア地域でも1位となり、人気の高さを証明している。

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【YG ENTERTAINMENT 公式コメント全文】

まず、現場で常に患者の傍を守り、苦労している看護師の方々に、深い尊敬の意を伝えます。

「Lovesick Girls」は、私たちはなぜ愛に傷つきながらも、また別の愛を探しに行くのかということについて、悩みや希望的なメッセージを伝えた曲です。

「Lovesick Girls」のミュージックビデオの中で、看護師と患者が登場するシーンは、曲中の歌詞「No doctor could help when I'm lovesick」を反映しています。

特定の意図は全くありませんでしたが、歪曲された視線が集まることに懸念を感じています。

ミュージックビデオを1つの独立した芸術のジャンルとして見ていただけますようお願い申し上げ、各シーンは音楽を表現する以上のいかなる意図もなかったことを理解していただければ幸いです。

制作陣は、該当シーンの編集については深く悩み、議論中です。

記者 : ミョン・ヒスク