BLACKPINKが、強烈なラブソングでカムバックした。

2日午後1時、韓国国内外の音楽配信サイトを通じて、BLACKPINKの1stフルアルバム「THE ALBUM」が発売された。

今回のアルバムは、彼女たちが8月28日に発売したデジタルシングル「Ice Cream」以降、約1ヶ月ぶりに披露した新曲だ。アルバムの発売は、昨年4月のミニアルバム「KILL THIS LOVE」以来、約1年6ヶ月ぶりとなる。デビューから4年で初めて披露したフルアルバムであり、韓国国内外の音楽ファンたちの関心を集めている。

ニューアルバムは、全8曲が収録された。新曲は、この中で先行公開シングル「How You Like That」、アメリカの歌手セレーナ・ゴメズとコラボしたシングル「Ice Cream」の2曲を除けば6曲である。

今回のアルバムには3番トラック「Pretty Savage」を皮切りに、4番トラック「Bet You Wanna」、5番トラック「Lovesick Girls」、6番トラック「Crazy Over You」、7番トラック「Love To Hate Me」、8番トラック「You Never Know」まで、ヒップホップ、ポップ、ダンス、R＆Bなど多彩なジャンルが収録されている。TEDDYを筆頭に、世界的な有名プロデューサーたちが参加して、アルバムの完成度を高めた。4番トラックのフィーチャリングは、世界的なラッパーCardi Bが務めた。

タイトル曲の「Lovesick Girls」は、カントリー風のギターサウンド、レトロ風で洗練されたメロディーが印象的なダンスジャンルの楽曲である。TEDDYがメイン作詞・作曲を務め、ジスとジェニーが作詞の一部に参加した。ジェニーは作曲にも参加しており、BLACKPINKならではの色を加えた。メンバーたちが自身の楽曲に参加したのは、デビュー以来初めてである。

歌詞には「人間はなぜ愛に傷ついて心を痛めながらも、また新しい愛を探すのだろう」という究極の質問が盛り込まれている。彼女たちは「怪我をして壊れても私 / 何を信じて耐えているんだろう / どうせ離れたら傷だらけで憎むようになるのに / けりをつける前に終わらせることはできない / この痛みを待っていたかのように / 多分すべてしばらくのことかもしれない / 私たちは何を探して迷っているのだろう / But I don't care I'll do it over and over / 私の世の中にはあなたさえいればいい / We are the love sick girls / あなたが勝手に私の愛を終わらせるわけにはいかない / We are the love sick girls / この痛みなしでは私は何の意味がない / But we were born to be alone / Yeah we were born to be alone / Yeah we were born to be alo-o-one / But why we still looking for love / No love letters、no x and o's / No love never, my exes know / No diamond rings, that set it stone / To the left, better left alone」などの歌詞をパワフルなボーカルで歌いこなした。

ニューアルバムの好成績も関心を集めている。BLACKPINKは今年6月26日に発売したシングル「How You Like That」で、韓国の音楽配信チャート1位を席巻しただけでなく、世界最大の音楽ストリーミングサービス「Spotify」のグローバルTOP50チャート2位、イギリス・オフィシャルシングルチャート20位、米ビルボードのメインシングルチャートであるHOT100で33位など、K-POPガールズグループ過去最高の記録を塗り替えた。

これに先立ち、5月にアメリカの歌手レディー・ガガとコラボしたシングル「Sour Candy」、8月にアメリカの歌手セレーナ・ゴメスとコラボしたシングル「Ice Cream」も、韓国国内外のチャート1位を獲得した。勢いに乗って人気を伸ばしているだけに、ニューアルバムの成績にも関心が高まっている。

すでに記録的なアルバム先行注文量で話題を集めている。所属事務所のYG ENTERTAINMENTによると、1stフルアルバム「THE ALBUM」の先行注文量は10月2日基準で100万枚を突破した。これは世界各国の注文量を合算した数値である。韓国での注文量は約67万枚、アメリカとヨーロッパでの注文量は34万枚を記録した。限定版LPの1万8,888枚は早くも完売となった。