“海外遠征賭博の疑い”YGヤン・ヒョンソク前代表ら、8月14日に初公判へ

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数千万円台の海外遠征賭博の疑いが持たれているYG ENTERTAINMENTのヤン・ヒョンソク前代表の初公判が開かれる。

7月21日、法曹界によると、ヤン・ヒョンソクなど4人の賭博疑惑関連の初裁判が8月14日に、ソウル西部地裁刑事第9単独(パク・スヒョン判事)で開かれる予定だ。

ヤン・ヒョンソクは2015年から2019年までの4年間、米ラスベガスのカジノで知人4人と共に計33万5460ドル(約3595万円)相当の賭博をした疑いで検察に送致された。

ソウル西部地検刑事第3部(イジェスン部長検事)は、5月にヤン・ヒョンソクに対する略式命令を請求した。

略式起訴とは、検察が正式裁判の代わりに書面審理だけで罰金や過料を付加してほしいと請求する手続きだ。略式裁判長が検察の求刑通りに略式命令を下したり、裁判にかけることができる。略式起訴でははなく、正式裁判を受けることになったヤン・ヒョンソクが、裁判でどんな主張を述べるのか注目が集まっている。

ヤン・ヒョンソクは他にも脅迫の疑い、業務上背任の疑い、犯人逃避教唆の疑いも持たれている状態だ。ソウル中央地検強力部(部長検事キム・ホサム)は、水原(スウォン)地検から当該事件を引き継いで捜査をしている。

ヤン・ヒョンソクは、アイドル練習生出身の情報提供者A氏が、2016年に麻薬使用の疑いで逮捕されて警察の捜査を受けた当時、YG ENTERTAINMENT所属の歌手だった元iKONのB.Iに大麻を渡したことがあると陳述したが、A氏を懐柔・脅迫して、陳述を変えさせた疑いが持たれている。

その他にも、業務上背任の疑い(陳述を覆す代価としてA氏に支払った弁護士費用をYG ENTERTAINMENTの資金で支払った疑い)、犯人逃避教唆の疑い(A氏が陳述を覆して、犯罪容疑があるB.Iに対する警察の捜査をもみ消した疑い)を受けている。

記者 : ファン・ヘジン