「ビッグイシュー」チュ・ジンモが、超強力なビジュアルショックをお茶の間に与える。

チュ・ジンモは、SBS新水木ドラマ「ビッグイシュー」（脚本：チャン・ヒョクリ
ン、演出：イ・ドンフン）で、かつて韓国最大日刊紙のエリート写真記者だったが、誤った1枚の写真で一瞬にしてすべてを失いホームレスになったものの、チ・スヒョン（ハン・イェスル）に出会い、手段を選ばないパパラッチになるハン・ソクジュ役を務める。

ハン・ソクジュは、クールな復讐とともに家に帰る資格がないと感じるホームレスの心理を代弁し、視聴者に迫真感と共感を与える。

「ビッグイシュー」側は14日、これまでのジェントルなイメージを脱ぎ捨て、ソウル駅のホームレスに変わった姿を公開した。乱れた長髪、汚い顔と服装でソウル駅のプラットフォームを走り回るチュ・ジンモの姿を公開したのだ。さらに誰かに追われるのように走り、鉄道からプラットフォームに飛び上がる姿で関心を刺激している。出演する作品ごとに、新しい挑戦を繰り返してきたチュ・ジンモが、今回はまたどのような演技を見せてくれるか、期待感を高めている。

先月、ソウル駅で行われた撮影でチュ・ジンモは、デビュー後初めてホームレス役にチャレンジし、扮装に力を入れた。変身したチュ・ジンモを見たスタッフたちは「本当にチュ・ジンモなのか」と嘆声をあげたという。

チュ・ジンモは「最初、台本を読んですぐにハン・ソクジュというキャラクターに魅了された。風変わりな演技にチャレンジすると思うと期待感で楽しい。苦労しているだけに、『ビッグイシュー』が視聴者たちに幸せを与えることが出来たら嬉しい」と初撮影を終えた感想を伝えた。

制作陣側は「チュ・ジンモが演じるハン・ソクジュというキャラクターは、状況はもちろん、感情が両極に至る起伏の大きい人物だ。演技が難しいキャラクターであるにも関わらず、チュ・ジンモは状況に合った演技で撮影現場を圧倒している。チュ・ジンモが描く、ハン・ソクジュを期待してほしい」と伝えた。

「ビッグイシュー」は、娘の病気を治療するためにアルコール中毒のホームレスから再び写真記者に変身した男と、悪名高い芸能スキャンダルパパラッチ新聞の「サンデー通信」の編集長のスパイを彷彿させる“パパラッチ戦争記”が描かれる。毎回、ミステリアスで魅惑的な芸能界の裏側、そのシャープで危険な世界で繰り広げられる激しい“ビッグイシュー争奪機”が繰り広げられる。3月6日に韓国で初放送される。