コ・ヒョンジョン&イ・ジヌク&パク・ギウンら「リターン」初の台本読み合わせ現場を公開…“圧倒的な雰囲気”

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写真=SBS
SBS新水木ドラマ「リターン」(脚本:チェ・ギョンミ、演出:チュ・ドンミン)の出演陣の台本読み合わせ現場が公開された。

「法廷プリンス -イ判サ判-」の後番組として、韓国での初放送を控えている「リターン」は、道路の上で発見された遺体の殺人容疑者として上流階級の子どもたち4人が浮上し、テレビ番組「リターン」のMCであるチェ・ジャへ弁護士(コ・ヒョンジョン)が劇中、触法少年(14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした少年)出身のトッコ・ヨン(イ・ジヌク)刑事と共に、殺人事件の真実を暴いていくスリラードラマだ。

特に「リターン」は完成度高い作品を制作するため、昨年11月半ばから撮影に突入し、集中して制作を行っている状況だ。

昨年、SBS一山(イルサン)制作センターで行われた初の台本読み合わせで、俳優コ・ヒョンジョン、イ・ジヌク、シン・ソンロク、ポン・テギュ、パク・ギウン、チョン・ウンチェ、ユン・ジョンフン、ハン・ウンジョン、キム・ヒジョンなどの俳優たちとチュ・ドンミン監督、そしてチェ・ギョンミン脚本家は4時間の間、実際の現場を連想させる台本読み合わせ現場を演出した。

まずチュ・ドンミン監督は「素晴らしい俳優の方々が参加してくれて心強い。面白いドラマを作ってみる」と覚悟を示し、続いてパク・ヨンス責任プロデューサーは「『リターン』は、ユニークな題材と個性ある展開が際立つドラマで、回を重ねるごとに重要ポイントが公開されて、より興味深い。ドラマが成功できるように頑張ってサポートする」と話し、拍手を受けた。

続いてチェ・ギョンミ脚本家は「このドラマは、誤ったシステムに憤怒した弱者たちの話だが、彼らが話したがっているメッセージを上手く伝えたい。特に、台本を早く執筆して、ミスの無い台本をもとに、より安定的なドラマになれるように最善を尽くす」と約束し、拍手を受けた。

約1年半ぶりにドラマに復帰するコ・ヒョンジョンは「上流階級の希代の殺人スキャンダル」の真実を暴くため捜査に乗り出す、秘密を持っている“土のスプーン(貧困な家庭で育った人のこと)”弁護士であり、テレビ法廷番組「リターン」のMCであるチェ・ジャへ役を演じ、抜群の演技を披露する。初登場から特有の大きな笑いで雰囲気を盛り上げたコ・ヒョンジョンは、台本読み合わせでも劇を引っ張る熱演を見せ、現場の雰囲気を盛り上げた。

イ・ジヌクは、一度関心を持った事件は必ず解決する性格と、犯罪に執着する根性を持っている“強力系問題刑事”トッコ・ヨンとして登場する。彼は、図々しくて人間味あふれ、まず行動してから考える人間トッコ・ヨンの姿を100%再現し、賛辞を受けた。

そしてシン・ソンロク、ポン・テギュ、パク・ギウン、ユン・ジョンフンなど「上流階級 希代の殺人スキャンダル」において、4人の容疑者として変身した俳優たちは、個性ある感情演技で現場を圧倒した。

この中でシン・ソンロクは、抜群のビジネス感覚を備えているが誤った選択をすることになる、IT企業の代表オ・テソク役で悪役の演技を披露した。ポン・テギュは、優しく見えるが突然暴走する暴力性を持っている、私学財閥の息子キム・ハッボム役を演じ、優しい顔からすぐに豹変する二重的な姿を披露し、雰囲気を盛り上げた。

また、抜群の外貌と頭脳を持っている“金のスプーン(出身背景が良い人のこと)”であり、テハグループの本部長カン・インホ役を演じるパク・ギウンは、存在感ある演技を披露し、医療財閥家の息子コ・ジュニ役を演じるユン・ジョンフンは、意志がなく、知人たちの意見を受け入れてしまう弱いキャラクターを描いた。

チョン・ウンチェは大学校を卒業する直前、司法試験に合格した能力者だったが、財閥2世カン・インホと結婚して、普通の妻であり母親として生きてきた、免許だけ持っている弁護士クム・ナラ役で熱演する予定だ。スクリーンを通じて演技力を認められたチョン・ウンチェは、清純だが決断ある外貌と完璧に似合うシンクロ率を誇った。

また特別出演するハン・ウンジョンは、ワインバーを運営する致命的な魅力を持っているヨム・ミジョン役をリアルに演技し、キム・ヒジョンはジャへが唯一に心の中の感情を表す事務長カン・ヨンウン役を演じて、期待感をさらに高めた。

「リターン」の制作陣は「名実共にベテラン俳優たちが初めて呼吸を合わせた『リターン』の台本読み合わせ現場は、息さえも並々ならないと感じられるほど熱かった。台本もすでに多くの分量が完成されているだけに、撮影の完成度も高い。2018年、韓国のドラマに品格のある波紋を投げながらも問題作になる『リターン』に多くの期待を頼む」と伝えた。

「リターン」は、韓国で1月17日の午後10時に初放送される。

記者 : シム・ミンヒョン