BLACKPINK、神秘のベールを脱いだ!デビュー後初のインタビュー「YGの先輩が気遣ってくれる」

OSEN |

YG ENTERTAINMENT

難なくステージを飲み込んだ“怪物新人”は見当たらなかった。表はカリスマ性溢れる“BLACK”だったが、その裏は恥ずかしがり屋の“PINK”だった。ステージではなく会話をする場で会ったBLACKPINKは、カムバックの感想を伝えながらもどもる、可愛い新人だった。

ファンと会う瞬間が1番幸せだという4人の少女たち。デビューと同時に音楽配信チャート1位を席巻し、ガールズグループとしては最短期間で音楽番組1位獲得の記録を打ち立てたグループだが、過剰なほど謙虚で、ファンの声援に頭を下げて感謝している。

ピョダギカムジャタン(豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋) が好きだというリサ、リハーサル中に腕を回しながらマイクを投げてしまったジス、2NE1のDARAが買ってくれたチキンに感動したロゼ、デビュー後1番大変だったことを尋ねる質問に震える声で「今この瞬間です」と話すジェニーまで、神秘のベールを脱いだ4人はガールクラッシュ(女性から見てもカッコいい女性) というより可愛さでイプドク(オタク入門) を誘発した。

インタビュー中に「こんな性格で一体どうしてあんなステージを見せられるのか」と疑問に思うほどだった。

マスコミとのドキドキする初インタビューを終えたBLACKPINK。彼女たちの話をそのまま紹介する。

―デビューのようなカムバックですが、4人の感想を聞かせてください。

ロゼ:デビュー後初のカムバックです。たくさん準備したので、たくさん愛してください。ありがとうございます。

ジス:おっしゃる通り、デビューみたいなカムバックです。新しい曲で戻ってきました。たくさん活動することはできなかったんですけど、聴いてくださってありがとうございます。デビューしてからあまり露出がなかったので不安だったんですが、本当にありがとうございます。

リサ:今回たくさん準備しました。ステージも楽しみにしていてください。

ジェニー:新しい曲「火遊び」「STAY」という曲でカムバックすることになりました。本当に緊張していますし、期待もしています。

―ヤン・ヒョンソク社長からすごく大切にされているみたいですね。

ジス:ハハ。ステージが終わるたびに社長がチェックしてくださるし、メッセージで励ましてもらったり、良いお言葉をたくさんいただいたりしています。まだ新人なので、失敗するんじゃないかと心配して、守ってくれているのだと思います。しっかり活動しているところをお見せすれば、たくさん活動させてくださると信じています。お父さんみたいな感じです。良かったところをキャプチャーして見せながら喜んで、駄目だったところがあれば「これは何?」とキャプチャーして送ってくれます。お父さんのように気を配ってくれます。

ジェニー:1位になった時に1番早くおめでとうとキャプチャーして送ってくれました。トロフィーをもらって、ステージを降りてメッセージを確認したんですけど、すぐにメッセージが届いていました(笑)

―短くない練習生生活を経ましたが、大変ではありませんでしたか?

リサ:私は外国人なのでコミュニケーションするのが大変だったんですけど、メンバーたちが助けてくれました。お互いにすごく頼りになったし、だからこそ耐えられたと思います。

ジス:4人が同じ夢に向かって進んでいるので、関心のあるものも似ているし、共通の目標があったので、お互いに頼りになったと思います。

―ジェニーさんはYGのガールズグループメンバーと紹介されてから5年後にデビューしたんですね?

JINNIE:ハハ。そうです。デビューするかどうかをめぐって気苦労しました。当時公開された写真を見たり、また記事が出たりして、私たちがデビューするんだと思っていたんですけど、1ヶ月2ヶ月過ぎて、5年が過ぎました。グループの構成が整って大枠が決まってから、少し安心できたと思います。

―BLACKPINK以外の名前もあったんですか?

ジス:これ言っちゃっても良いかな? 実は、PINK PUNKでデビューしようとしていました。BABYMONSTERもありましたし、衝撃的なのはマグナムでした。すぐにでも変身しそうな名前だったのでびっくりしたんですけど、幸いにもBLACKPINKでデビューすることになりました。

―デビューして変わったことはありますか?

ジス:実はまだ分かりません。まだ練習生みたいな感じです。デビューした後も練習しに練習室に行っていますし、パターンが同じだからです。

―今回の「火遊び」で7つの音楽配信チャートを席巻しました。

ジス:本当にありがたいことです。あまり活動もできず、ステージもたくさん披露することができなかったのに、私たちの歌を聴いてくださって、愛して下さって、本当に本当に感謝しています。

―“3大事務所”間の競争が最近話題になりました。プレッシャーはありませんでしたか?

ジェニー:私たちはデビューしてまだ間もないので、勝たなきゃという気持ちよりは、私たちを知らない方もたくさんいるので、もっと活動して、たくさんの方々に私たちを知ってもらうことが急務だと思います。

―今年の新人賞も期待していますか?

ジェニー:期待していないと言ったら嘘になるでしょう。いただけたら、うん、本当に嬉しいと思います。ヘヘ。

―前回「口笛」「BOOMBAYAH」で活動した時、未熟さを感じる時もありましたか?

ロゼ:どうしてもデビューだったこともあって、画面越しにパフォーマンスする姿は初めて見たので未熟に見えました。毎回足りない部分を考えて、次はもっと頑張ろうと思います。画面に出てくる姿やぎこちない部分があったみたいで、すごく緊張もします。自信をもって準備した姿をお見せしたいです。

―記憶に残る失敗はありますか?

リサ:ジス姉さんがマイクを投げました。

ジス:ハハ。音楽番組のリハーサル中に腕を回す振り付けがあったんですけど、腕を回しながらマイクを投げてしまいました。だからその後からは手が赤くなるほどマイクをギュッと握りしめています。ヘヘ。

―YG ENTERATAINMENTに所属しているというプレッシャーもあるのではないでしょうか。

ジス:同じ事務所の方々を見ると、自動的にチェックするようになります。キャリアも長いのでエネルギーやステージを掌握する能力が素晴らしいと思います。それが1番学ぶべき部分だと思います。事務所の先輩たちはものすごく大きな成功を収めているので、プレッシャーは当然あります。遅れを取らないように、早くその後に付いていかなきゃと思っています。

―先輩たちから応援やアドバイスはありましたか?

ロゼ:末っ子グループなので、みんな気遣ってくださいます。クリスマスに練習室に出て練習していたんですけど、DARA先輩がチキンを食べるようにと送ってくれたことがありました。その時、力になりました。

―2NE1と比較されることも多いですね。

ジス:比較されること自体、すごく光栄だと思っているので、あえて差別化を図りたいとは思っていません。別のカラーを見せたいと考えるよりは、YGのカラーを見せたいと思っています。追いかけるように見えてもそれが悪いとは思っていません。私たちもカリスマ性やステージ掌握力をお手本にしたいです。

―メンバーたちの魅力についても教えてください。

ジス:リサは韓国語が上手です。学んだことわざもよく使うんですが、すごく可愛いです。

リサ:すっかり韓国人になったみたいです。

ジス:ピョダギカムジャタンも食べます(笑)

ジェニー:ジス姉さんが1番ギャップが大きいと思います。本当は冗談もよく言うし、お茶目で、ゲームも好きで、サバサバした性格です。

ジス:昨日「週刊アイドル」撮影の時もすごく言われました。ステージで見た時は強そうに見えるけれど、完全に子供みたいだと(笑) みんな驚いていました。

―デビュー後、1番大変だった記憶は?

ジェニー:インタビューが1番緊張します。初めて社長がいない場なので、緊張するみたいです。

―デビュー後、1番楽しかった記憶は?

ジェニー:ファンの方々に会うのが1番楽しいです。私たちを見に来てくださった方々がいるというのが不思議でもあって、楽しいです。

ロゼ:ファンの方々のフィードバックが印象的でした。ファンのコメントが暖かく、労いにもなりました。本当に感謝しています。

―アルバムを通じてどんな評価を受けたいですか?

ジス:「火遊び」は振り付けに集中した曲です。パフォーマンスがグレードアップしたと言われたいです。「STAY」はアコースティックバラードですが、こんな曲も似合うと評価されたいです。

―BLACKPINKはどんなグループになりたいですか?

BLACKPINK:いつ出てきてもたくさんの方々に歓迎されるグループになりたいです。どんなジャンルを披露しても喜んでもらえるグループになりたいと思っています。

記者 : チョン・ジュンファ