セウォル号の余波はどこまで?BEASTからBIGBANGのSOLまで“ダンス曲”不在の事態に

TVREPORT |

写真提供=各所属事務所
夏はもう始まっている。夏の天気に雰囲気は明るくなったが、音楽配信チャートを占めるのは重量感のあるバラード曲で、ダンス曲を見つけるのが大変なほどだ。

旅客船セウォル号の沈没事故が発生した4月以降、韓国の音楽業界は事実上止まっていた。ドラマOST(劇中歌)をはじめとする数曲が公開されたが、音楽配信チャートは停滞していた。事故以前に発売された曲がランクインしたチャートは、変動することがなかった。

5月に入り、音楽業界が再起動し始めた。7日0時にEXOが「Overdose(中毒)」を発表し、チャート(以下MelOn基準)に変化をもたらした。しかし「Overdose」は同日、ペク・チヨンの「花火」にトップの座を譲った。ペク・チヨンもその翌日、godの「みにくいアヒルの子」に1位を譲った。

韓国の音楽業界において対抗馬を見つけることができないと言われていたEXOの1位が1日も続かなかったのだ。その後もチャートの逆転は起こらず、IUと4Menが相次いでカムバックし、チャートは激しく揺れ続けた。

20日0時にリリースされたFly To The Skyの「You You You」は、8日間1位の座を守り続けた。1位のバトンは Leessang ケリと歌手ジョンインのデュエット曲「人の匂い」が引き継いだ。

6月になると再び新曲で溢れた。2日0時に発表されたBIGBANGのメンバーSOLの「EYES, NOSE, LIPS」がトップに立ったが、5日にリリースされたDavichiの「別れて付き合って」に1位の座を譲った。そして現在は10日0時に発表されたBEASTの「No More」が1位になっている状態だ。

5月7日以降に音楽配信チャートのトップに立った曲は、ミディアムテンポあるいは叙情的なバラードジャンルだった。EXOの「Overdose」が唯一のダンス曲だ。サッカーW杯の開幕を控えており、チャートも盛り上がりそうな状況だが、結果はそうではなかった。

これに対して音楽業界の関係者はTVレポートに「セウォル号沈没事故の余波が続き、早いテンポの明るいダンス曲を避けているような印象だ。ラップが多いアイドル中心の音楽に疲弊し、耳で楽しめる、雰囲気のある曲を好んでいるようだ」と説明した。

6月10日現在のチャートのトップ10を見ても大衆の求めるものを確認することができる。1位を獲得したBEASTの「No More」に続き、SOLの「EYES, NOSE, LIPS」、ジョンイン&Leessangケリの「人の匂い」が2位と3位になっている。さらに、5月に発売されたFly To The Skyの「You You You」とIUの「私の昔の物語」が今も10位以内に入っている。

記者 : キム・イェナ