人気ボーイズグループBEASTのヨン・ジュンヒョンが12月にソロデビューする。

BEASTのメインプロデューサーとして1年あまり活動したことに続く、本格的なシンガーソングライターデビューだ。1989年生まれの人気アイドルグループのメンバーでありながら、作詞・作曲にも長けている人気ミュージシャンであるという点で、その足取りが注目を浴びている。

ソロとして発表する新しいミニアルバムは、ヨン・ジュンヒョンが作詞・作曲した曲のみで構成され、ヨン・ジュンヒョンならではの感受性豊かで洗練された音楽が中心となるという。

ヨン・ジュンヒョンはソロデビューのため、昨年1年間、韓国と日本を行き来しながら曲の制作に集中し、最近デビュー時期を確定した。所属事務所のCUBEエンターテインメントは12月のソロデビューを目処に、大詰めの段階に入っているという。放送局を中心にこのニュースが広がり、優れた作詞・作曲の腕に加え、一人でステージを圧倒するカリスマ性まで証明し、“若きシンガーソングライター”のアイコンとして浮上するかに対する期待が高い状況だ。

彼のプロデュース能力は、既にかなりの部分で認められている状態。外部からのオファーも一番多く、チャン・ウヒョク、キム・ワンソンなどの先輩歌手と手を組んだこともある。昨年も、BEASTのメンバーヤン・ヨソプにソロ曲「Caffeine」を提供し、音楽配信チャートで1位を獲得した。

昨年の夏に発表されたBEASTの2ndフルアルバムでも、収録された全曲の作詞・作曲に携わり、BEASTを“セルフプロデュースグループ”に仲間入りさせた。先公開曲「I'm sorry」「大丈夫？」に続き、タイトル曲「Shadow」まで、音楽配信チャートで良い成績を残し、ヨン・ジュンヒョンの音楽ブランドも確立した。

彼はtvNのミュージックドラマ「モンスター」で主演を務め、好評を受けたこともあり、今回のソロアルバムまで成功すれば“マルチアイドル”に生まれ変わると見られる。

BEASTは現在、メンバーごとの活動に拍車をかけている。ユン・ドゥジュンはtvN「ゴハン行こうよ♥」で主演を務め、ヤン・ヨソプはMBC「私は一人で暮らす」に出演している。チャン・ヒョンスンは4Minuteキム・ヒョナと組んだTrouble Makerとして活動している。