今年、アイドルたちは怪我をすることなく無事に競技を行うことができるだろうか。

MBC秋夕(チュソク、韓国のお盆にあたる休日)特集「アイドル陸上・アーチェリー・フットサル選手権大会」(以下「アイドル陸上大会」)の収録が、3日午後3時から高陽(コヤン)室内体育館と総合運動場で開催されている。

この日「アイドル陸上大会」はチョン・ヒョンム、キム・ジェドン、Defconn、BEAST イ・ギグァンの4人のMCの進行で開催される。特に今年はフットサル種目が追加され、競争がさらに激しくなる見通しだ。

ラインナップも豪華だ。SUPER JUNIOR-M ヘンリー、BEAST、INFINITE、MBLAQ、ZE:A、Secret、RAINBOW、Girl's Day、Apink、Dal★Shabet、TEENTOP、B1A4、EXO、CRAYON POPなど、人気アイドルグループの160人が競技を行う。

特に今年は新たな競技が追加され、オリンピックを彷彿とさせる戦いが繰り広げられる予定だ。「アイドル陸上大会」は、競争の激しい世界で日の目を見ることができていないアイドルたちが輝くことのできる唯一のチャンスだ。特定の競技で1位になったり、頭角を現した場合、一人でスポットライトを浴びることができるためだ。ステージでの競争がスポーツの試合にまで至る理由だ。

「アイドル陸上大会」は注目を浴びるチャンスが提供されるが、怪我が続出する不安な場所でもある。試合のレベルが高く、競争が熾烈なため、怪我を避ける事が難しいためだ。昨年1月に開かれた「アイドル陸上大会」でも怪我人が続出し、ファンを不安にさせた。

昨年SISTARのボラは陸上競技の途中、足首をくじいて転び、人々を驚かせた。だからといってすぐに降りるわけにも行かない状況だった。急いで医療スタッフが投入され、治療を受けたが、すぐにその場に座り込んで苦痛を訴えた。

DMTNのDANIELも70m走で転び、ひざを痛めた。SHINee ミンホはハードルの競技中に転び、腰を痛めた。怪我が立て続けに発生したのだ。

今年開かれる「アイドル陸上大会」も、怪我を避ける事は難しい。医療スタッフが準備しているとはいえ、熾烈な現場自体が危ないためだ。それでも5年間競技に参加し、最善を尽くすアイドルには感心せざるをえない。今年の「アイドル陸上大会」が怪我人なしで無事に行われるのか、注目が集まっている。