ソン・ジュンギ、脇役からトップスターになるまで…5年間の足跡

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写真=TVレポート DB
「遠い所からはるばる会いに来て頂きありがとうございます。元気に行ってきます。心配しないでください」

ソン・ジュンギ(28)が本日(27日)、入隊した。27日午後1時頃、江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)102補充隊に入所し、21ヶ月間陸軍現役兵として服務する予定だ。芸能兵士制度が廃止された後、初めて入隊する芸能人であり、今後の軍生活に関心が集まっている。

昨年、KBS 2TVドラマ「優しい男」や映画「私のオオカミ少年」によりトップスターに浮上したソン・ジュンギは、芸能界デビューした2008年から毎年2~4本のドラマや映画に着実に出演し、演技力を培ってきた。一夜でスターとなった俳優ではなかった。一つ一つ階段を上ってきた。デビューから現在までの過去5年間を振り返ってみた。


■2008年 ― 入門期

ソン・ジュンギは映画「霜花店(サンファジョム)-運命、その愛」でデビューした。当時は言葉通りの新人であったが、演技への情熱は人並外れたものだった。どのような役でも演じることのできるような自信があったという。当時はスタッフや監督に積極的にアピールし、他の新人より数秒でも長く画面に映ることのできるノタク役を演じた。同年、KBSドラマ「愛しの金枝玉葉」ではチャン・ジンホ役を演じた。そのように、脇役からスタートした。


■2009年 ― 基本期

映画「オガムド〜五感度〜」でシン・セギョンと高校生カップルを演じ、MBCドラマ「トリプル」ではショートトラックの韓国代表チ・プンホ役を演じた。映画「イテウォン殺人事件」ではチョ・ジュンピル役を、SBSドラマ「クリスマスに雪は降るの?」ではハン・ジワン(ハン・イェスル)の兄ハン・ジヨン役を務めた。また、音楽番組「ミュージックバンク」のMCを務めたこともある。幅広い分野を通じて基本技を整えたのだ。


■2010年 ― 跳躍期

映画「ボクとマウミの物語」で初主演を演じたが、共演したソン・ドンイル&キム・ジョンテのコンビ泥棒に話題を独占され、注目を浴びることはできなかった。同年、SBSドラマ「愛の選択〜産婦人科の女医〜」では研修医アン・ギョンウ役を務め、女優イ・ヨンウンと恋人として共演した。同ドラマではソン・ジュンギだけのキュートな魅力が視線を引き付けた。そして、SBSドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」に出演し、その存在感を徐々に知らせ始めた。

■2011年 ― 成長期

アニメ「Rio」で主人公ブルーの声を担当し、映画「ちりも積もればロマンス」を通じてまたもハン・イェスルと共演した。視聴者から大きな反響を得た「根の深い木〜世宗大王の誓い〜」でイ・ドの青年期を演じ、注目を浴びた。


■2012年 ― 完成期

ソン・ジュンギがスターとして生まれ変わった年ともいえる。チャ・テヒョンとの友情で映画「風と共に去りぬ」に特別出演した。そして、KBSドラマ「優しい男」でカン・マル役を務め、俳優として一段階成長した。その人気のおかげでOST(劇中歌)にも参加した。映画「私のオオカミ少年」での、鳴き声を出すオオカミ少年の演技は逸品だった。イケメンの外見を持っているが、どのような役でも演じきれるという可能性を知らせた。また、劇場版ドキュメンタリー「皇帝ペンギン ペンイとソミ」ではナレーションを務めた。


■2013年 ― 休息期

今年上半期には作品活動はなかった。韓流スターと韓国の魅力を届けるKBS「スター、旅行にハマる」の収録分の出演を控えている。17日に祥明(サンミョン)アートセンターで開催された入隊前最後のファンミーティングで公式ファンクラブ「Ki Aile」と触れ合った。同日ソン・ジュンギは感極まり、約1400人のファンの前で涙を流し、ゲストとして出演したチョ・インソンとの友情も披露した。

■2015年 ― カムバック期

ソン・ジュンギが除隊後、どのような色で自身の演技経歴を彩っていくのか、楽しみである。

記者 : キム・ボラ