「黄金の帝国」&「火の女神ジョンイ」本日(1日)スタート!新月火ドラマの勝者は?

OSEN |

“半人半獣”イ・スンギと“チャン・オクチョン”キム・テヒが姿を消し、再び月火ドラマ大戦が幕を開ける。先月25日、MBC「九家の書」とSBS「チャン・オクチョン」が同時に放送を終了し、今日(1日)から新月火ドラマ「火の女神ジョンイ」と「黄金の帝国」が新たに韓国で放送される。

SBS新月火ドラマ「黄金の帝国」は、1990年代初めから20年にわたる韓国経済の激動期に帝王の座を巡って家族間で起きる争奪戦を描いた家族政治ドラマである。昨年高い人気を得たドラマ「追跡者 THE CHASER」(以下「追跡者」)のパク・ギョンス脚本家とチョ・ナムグク監督が再び意気投合した作品で期待を高めている。これに「追跡者」で熱演したソン・ヒョンジュ、リュ・スンス、チャン・シニョン、パク・グンヒョンが合流し、コ・ス、イ・ヨウォンとドラマをリードしていく。

「黄金の帝国」で一番注目されている人は断然ソン・ヒョンジュだ。ソン・ヒョンジュは「追跡者」で娘が交通事故で死んだ後、真実を暴くため奮闘する刑事のペク・ホンソクに扮し、熱演した。完成度の高い台本と演出に合ったソン・ヒョンジュの熱演は、視聴者から大きな反響を得てドラマを成功に導いた。また、ソン・ヒョンジュは「追跡者」で演技大賞だけでなく、百想芸術大賞で最優秀演技賞も受賞した。このようなソン・ヒョンジュが「黄金の帝国」ではデビュー以来最強の悪役に挑戦する。彼は韓国の大手企業の帝王になるため、悪行も辞さない猪突猛進する男チェ・ミンジェに扮し、3年半ぶりにドラマに復帰したコ・スと手に汗握るカリスマ性溢れる対決を繰り広げる予定だ。果たして「追跡者」の成功で放送前から期待を集めている「黄金の帝国」が、視聴者の高まった期待に応え、完成度の高い作品を見せてくれるのかに関心が集中している。

MBC新月火ドラマ「火の女神ジョンイ」は16世紀末、東アジアで最高水準を誇った科学と芸術の結合である朝鮮時代の陶磁器製作所の分院を舞台に、沙器匠ユ・ジョン(ムン・グニョン)の燃え上がる芸術魂と愛を描く予定だ。女優ムン・グニョンとイ・サンユンをはじめ、チョン・グァンリョル、チョン・ボソク、ハン・ゴウンなどが出演する。さらに、チン・ジヒ、パク・ゴンテ、ノ・ヨンハクなど、安定した演技力を見せてきた子役俳優が多数出演する。

「火の女神ジョンイ」は、ムン・グニョンの時代劇復帰作で話題を集めている。2008年にSBSドラマ「風の絵師」で天才画家シン・ユンボクを立派に演じたムン・グニョンは「火の女神ジョンイ」でもう一度時代劇に挑戦する。また、3月に高い人気を得て放送を終了したKBS 2TVドラマ「いとしのソヨン」に出演し、人気を得たイ・サンユンが朝鮮15代王の光海に扮し、新しい姿を見せる予定だ。特に、今回の作品に登場する光海は、ある女性に向けた愛と政治的環境の中で孤独な闘いを繰り広げる、王ではない一人の男としての姿が強調される予定で期待が高まっている。

女性沙器匠の燃え上がる芸術魂と愛を描き、視聴者にヒーリングを与えるという抱負を明かした「火の女神ジョンイ」は、「九家の書」の人気に続きMBC月火ドラマの王座を守ることができるのだろうか。

記者 : ソン・ミギョン