チョ・ミンス「嘆きのピエタ」で韓国映画評論家協会賞の主演女優賞を受賞“恥じない演技をする”

TVREPORT |

女優チョ・ミンスが映画「嘆きのピエタ」で「韓国映画評論家協会賞」の主演女優賞を受賞した。

7日の午後7時30分、ソウル中(チュン)区の韓国プレスセンター国際会議場では俳優アン・ソンギと映画評論家キム・ソンヨプの司会で「第32回韓国映画評論家協会賞」の授賞式が行われた。この日、主演女優賞の受賞者としてチョ・ミンスの名前が呼ばれた。

チョ・ミンスは「若い頃、キム・スンチョル先輩が受賞者である私の手を握ってステージに上がらせてくれたことがある。その時のその手が私にとっては大きな賞だった。私にこの賞をくれた評論家の手に恥じないようにする。最善を尽くして演技をする。ありがとうございます」と受賞の感想を語った。

審査委員を務めた東国(トングク)大学映像大学院の映画映像学科教授は「チョ・ミンスは俳優として、『嘆きのピエタ』の長い呼吸を観客にうまく説明し、共通の感情を形成した。復讐と許しという混乱の中でもキレのある演技で映画のメッセージを素晴らしくこなした」と選定の理由を明らかにした。

最優秀作品賞と監督賞は「嘆きのピエタ」が受賞し、男優主演賞は「折れた矢」(監督:チョン・ジヨン)のアン・ソンギが、新人男優賞は「隣人」(監督:キム・フィ)のキム・ソンギュンが、新人女優賞は「ウンギョ」(監督:チョン・ジウ)のキム・ゴウンが受賞した。新人監督賞は「ミンクコート」のシン・アガ、イ・サンチョル監督が受賞した。

韓国映画最高の興行記録を出した「10人の泥棒たち」(監督:チェ・ドンフン)と1100万人の観客を動員した「光海、王になった男」はそれぞれ撮影賞と技術(美術)賞を、韓国映画に寄与してきたベテラン俳優ファン・ジョンスンが功労映画人賞を受賞した。

昨年開かれた「第31回韓国映画評論家協会賞」の授賞式では、最優秀作品賞、監督賞、脚本賞を「高地戦 THE FRONT LINE」(監督:チャン・フン)が受賞し、主演女優賞は「レイトオータム」(監督:キム・テヨン)のタン・ウェイ、男性主演賞は「黄海」(監督:ナ・ホンジン)のハ・ジョンウ、女優新人賞は「Re-encounter(へファ、ドン)」(監督:ミン・ヨングン)のユ・ダイン、男性新人賞は「高地戦 THE FRONT LINE」のイ・ジェフン、新人監督賞は「ムサン日記~白い犬」のパク・ジョンボム、功労賞はチョン・チャンファが受賞した。

記者 : チョ・ジヨン 写真 : チョ・ソンジン