ペク・チヨン「彼氏の前では私が“Good Girl”ですよ」

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歌手はほとんどが“歌が上手な歌手”と“ダンスが上手な歌手”に二分される。まれに“顔だけ美しい歌手”もいるが、ある程度のレベルに達した歌手ならば、歌とダンスの中で何か一つはものすごく上手であることを要求される。

しかし、ペク・チヨンはこの二つの領域の壁を軽く乗り越えた。新曲「Good Girl」は、最近一番“ホット”な作曲チームのイダンヨプチャギ(2段横蹴りの意)が作曲を担当し、フィーチャリングで一番人気のBEAST ヨン・ジュンヒョンがラップを担当した。17日午前の音楽チャートでも第1位となっている。しかしここからは、彼女次第だ。

「大変でした。だいぶ違いました。私が以前ダンスナンバーを披露していた時は、動きが大きくて大股で走り回るダンスが評価されました。でも、今はポイントを上手く表現することが重要です。ウェーブをここからあそこまでするということが重要なわけではなく、今は大きく動かないことが洗練されていると言われます。おかげで腰を伸ばすたびにとても痛いです。骨盤に炎症までできて、針も打たなければならないほど。でも、これくらいは覚悟していました」

大変だということを知っていながらもダンスナンバーを選んだのは、ペク・チヨン本人のアイデアだった。発表すれば必ずヒットするという“バラードクイーン”もいいが、よりトレンドに合わせたいと思ったからだった。

「もうキャリアも長いし、いい歳だけど、バラード一筋でドラマのサウンドトラックを歌っていると、あまりにもトレンドに歩調を合わせていないような気がするし、大先輩になったような気持ちでした。現場の感覚を失わないためには、テンポの速い曲が一つは必要だと思いました」

彼女は後輩らとともにトレンドの最前線に立ちながらも、後輩を直接育成してみたいと考えている。 最近Mnetの「the Voice of Korea」(オーディション番組)にコーチとしてかかわったことで、このような考えはさらに確かなものになった。

「『the Voice of Korea』に出演しながら、たくさんのことを感じました。私なら絶対あそこまではやれないと思えるくらいの人もいましたし。以前は、音楽を聴くと“良い”くらいの感じだったけど、今は細かいところまで聴こえてきます。当然私の歌にも影響しました。私のチームで決勝に進出したユ・ソンウンは、どの事務所に行くことになってもサポートし続けていきたいです。ダンスのトレーニングもしてあげると約束しました。いつかは実力のある女性後輩歌手を育成したいです。SISTAR ヒョリンやf(x) ルナのような歌手が好きです。

「Good Boy」は彼氏をなだめたり、叱ったりする内容の軽快なダンスナンバーだ。9歳年下のタレント、チョン・ソグォンと公開恋愛中の彼女の実際の恋愛話も気になる。

「彼氏って普通最初はよく話を聞いてくれるけど、どんどん話を聞かなくなるでしょう(笑) そのような状況を歌った軽快な感じの曲です。私ですか?いいえ、私たちの関係では私が“Good Girl”ですよ(笑) 思ったよりソグォンさんの前では強くなれません」

記者 : イ・ヘリン