【REPORT】YOUNITE、日本初ファンコンサートで魅力全開!ドラマ「Eye Love You」のパロディも大盛り上がり
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黒地にチェーンのついたジャケットを着て登場したYOUNITEは、「Bad Cupid」で会場の雰囲気を盛り上げると、続けて5月1日発売の6th EP「ANOTHER」の表題曲「GEEKIN」を披露し、力強くパワーアップした姿を見せた。曲中、ラップ担当のDEYによる「叫べ!」の声がYOUNIZの歓声を煽り、オープニングから会場の熱気を高めた。
オープニングトークで、東京公演についてメンバーがコメントしていると、リーダーのウンホが「メンバー達ちょっと緊張です。YOUNIZ、拍手!」と日本語でサポート。そこに、同じくリーダーであるウンサンが客席を左右に分け、双方の歓声の大きさを競う“YOUNIZの歓声テスト”を提案し、会場のテンションを一気に盛り上げた。
アップテンポの明るいトラック「P.S I Miss You」で雰囲気は一変し、観客煽りの上手なスティーブの「東京の皆さん、愛してる!」「エネルギーこのままで!」という一言から、続けて「EVERYBODY(feat. DJ Juice)」を披露。メンバーの熱気とともに、YOUNIZの歓声もひと際大きくなった。
最初のゲームコーナーでは、兄チームと弟チームに分かれて「イントロ曲当てゲーム」を行った。ヒョンソクやスティーブが難易度の高い曲を一瞬の音を聴いて当てると、メンバーも思わず感嘆の声を漏らす。正解するたびにその曲のダンスを披露するなど、会場はパフォーマンス中とは違うにぎやかな雰囲気に包まれた。
ユニークさがあふれ、かわいくも面白いYOUNITEを観ることができる、ドラマ「Eye Love You」のパロディ形式のVCRがスクリーンに登場。合間には、SNSで流行中の「チャ・ノウル チャレンジ」の歌に合わせて、今回のファンコンを紹介する広告風の動画も流れ、VCR中でもYOUNIZを退屈にさせないという、YOUNITEの愛と工夫が感じられた。
VCRが終るとYOUNITEが再び登場し、メンバーとファンの間で「ファイティン!」「がんばれ!」「いくぞ!」とのやりとりが行われる。YOUNITEとYOUNIZが“一緒に作る”ファンコンサートであることが強く伝わってきた。会場の一体感を維持しながら「ONE+WON」を披露。先ほどまでの爽やかな雰囲気とは一変して、かっこよく力強いYOUNITEの姿を見せた。続く「Chili Pop」で一層会場のボルテージはさらに上昇。力強くキレのあるダンスからは、体力が尽きようとも今この一瞬を楽しもうとするメンバーの気持ちが伝わってきた。曲中にメンバーから発せられる「東京 Let's Go!」には、会場からも大きな歓声が上がる。
2回目のゲームコーナーでは、ゲームに移る前に「Eye Love You」のパロディVCRに関しての感想トークも。演技が特に上手かったメンバーに選ばれたウンホとウノは、会場でも心のこもった演技を披露した。ウンサンはウノを選んだが、その理由は「『好きです』という台詞をここで言って(再現して)ほしいから」と明かすも、ウノに拒絶され悲しみの表情を浮かべるなど、メンバー同士のケミ(ケミストリー、相手との相性)も楽しめる時間となった。
その後のゲームコーナーでは「YOUNITE格付け大会」が開かれた。涙もろいメンバー、一番変化したメンバー、学級委員長に向いているメンバー、YOUNITE愛が強いメンバーといったお題が出され、メンバーの関係性を深く知ることができる時間となった。
楽しい雰囲気のまま、デビュー曲にふさわしい爽やかな曲調の「1 of 9」へ。振付の中に愛嬌を織り込み、かわいい魅力全開なメンバー。可愛く爽やかなYOUNITE節は続き、夏らしい「WATERFALL」を披露。YOUNITEがもつ爽やかさと、海の中にいる気分になるような涼しげな演出で、じめじめした暑さを吹き飛ばすステージとなった。続く「Love it」でも、そんな彼ららしく恋心を明るい曲調で表現した。
途中のトークコーナーでは、メンバーがここまでの公演を振り返った。ウンサンは「プラカードの色がこんなにカラフルなのは初めて見ました。皆さんの熱気が本当にすごい。この後ももっと皆さんの歓声が聞きたいです」とし、スティーブは「時間が過ぎるのが本当に早いです」と述べた。また、ウンサンが「この後、皆さんがライブで初めて見るステージもあると思います」とこの後のステージに関するコメントをすると、客席からは喜びの歓声が聞こえた。
メンバーの「よし!」という掛け声に合わせて「I GOT THE FEELING」が始まる。ファンコンサートも終盤に差し掛かり、明るく爽やかな曲調に合わせて会場もどんどん盛り上がっていく。続く「OMH(Out My Head)」では、YOUNIZの顔を見ながらステージ上をゆっくり歩いていくメンバーたち。YOUNIZの声を聴こうと客席にマイクを向けるなど、切なくも終わりに向かって行っているこの瞬間に、後悔を残さないようにしている姿が見られた。メンバーが舞台袖にはけた瞬間に始まる手拍子とアンコールコール。YOUNITEの登場を待ちわびるYOUNIZの歓声の中、満を持してステージに再び登場。会場のボルテージはいよいよMAXに。
最高潮を迎えて披露するのは「TRIP」。コンサートグッズのTシャツを着て、ファンを大切そうに、そして切なそうに見つめるメンバーたち。次に披露する曲「Bestie」にちなんで、ウンサンは「みなさんがYOUNITEのBestie」と愛を伝えた。
アンコール曲の披露を終え、エンディングコメントではメンバーそれぞれが思いを伝えた。
ウンホ「ここまで待ちに待ったファンコンサートなのに、アンコール無しに終われるはずがないですよね!」
ヒョンソク「本当に楽しかったです。とても楽しく遊べたし、YOUNIZの皆さんも一生懸命歓声を上げたり拍手もしてくれたり、楽しんでくれてありがとうございます」
シオン「(日本語で)僕はやっぱり今日も楽しかったです。ありがとうございます」
ウンサン「こうして目を合わせながらパフォーマンスができるということで、とても気分が良いです。ダンスを踊っている時にYOUNIZの笑顔を見てエネルギーをもらえるし、ファンソングを歌っている時は泣きそうになっている方もいらっしゃって、僕も同じような気持ちになりました。これからも共感し合えるファンと歌手になれたら嬉しいです」
日本初のファンコンサートを締めくくるのは「SLOGAN」。最後に披露されたこの曲は、ファンであるYOUNIZのために作られた曲だ。YOUNITEとYOUNIZで一緒に作り上げるファンコンサートが終わっていくその瞬間までも、最大限心を通じ合わせていった。
すべてのステージを終え、YOUNIZへの感謝と愛を伝えようと、手を繋いでステージの端から端まで挨拶するYOUNITEの姿は、まさに「アイドル」そのものであった。更なる成長を宣言するYOUNITEと、これからもその姿を見守っていくことを決心したYOUNIZ。“共感”しながら歩んでいくアーティストとファンの絆を感じることのできるファンコンサートとなった。
■公演概要
「YOUNITE 1ST FAN CONCERT [YOUNICAST] in Japan」
会場:NEW PIER HALL
日時:2024年7月15日(月・祝)
[1部]開場 13:00 / 開演 14:00
[2部]開場 17:00 / 開演 18:00
【セットリスト】
1. Bad Cupid
2. GEEKIN
3. P.S I Miss You
4. EVERYBODY(feat. DJ Juice)
5. ONE+WON
6. Chili Pop
7. 1 of 9
8. WATERFALL
9. Love it
10. I GOT THE FEELING
11. OMH(Out My Head)
En1. TRIP
En2. Bestie
En3. SLOGAN
■イベント概要
YOUNITE 6th EP「ANOTHER」発売記念プロモーションイベント第2弾
7月17日(水)
東京:HADO ARENA お台場店
7月18日(木)
東京:四谷区民ホール
7月19日(金)
東京:池袋・サンシャインシティ
7月20日(土)
神奈川:Queen's Square YOKOHAMA
7月21日(日)
神奈川:Queen's Square YOKOHAMA
■関連サイト
キッスエンタ 公式ホームページ
記者 : Kstyle編集部