イ・スンユン、ダブルタイトル曲「Waterfall」MV公開…びしょ濡れになりながら熱唱
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彼は7月3日午後6時、各音楽配信サイトを通じて3rdフルアルバムの先行販売アルバム「力性」の全曲を公開した。
同アルバムは、前作である2ndフルアルバム「Shelter Of Dreams」以来、約1年6ヶ月ぶりに発売する新譜だ。イ・スンユンは「力性」で8曲を先行発売し、3rdフルアルバムまでの旅程を続ける。「力性」というアルバム名のように、決まった流れを拒否し、歌謡界で大きな反響を呼び起こすという彼の気持ちを表現した。
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最初のタイトル曲「Waterfall」は、サイケデリック・オルタナティブスタイルの楽曲で、雄大なオーケストラの演奏とバンドサウンドが調和する。ショートフォームが流行する今、6分を超える楽曲で“ロングフォーム”を掲げ、アルバムのテーマを表わす。時代の流れと融和すること、自分がやりたいことの間で、彼は後者を選び、音楽への情熱を見せた。
アルバムの発売に先立って行われたショーケースで彼は「『Waterfall』はなぜ、この時代にタイトル曲になれないのかと悩んだ。6分を超える楽曲であるにもかかわらず、なぜ僕は『Waterfall』をタイトル曲にしたいのかについて悩んだ。どうすれば生命力を与えられるだろうかと悩んで結局、公演で先に披露した」とし「作ってみたら6分になった。監督版だと思ってもらえればいい。短くしたくなかった。聴いてくださる方がいらっしゃるうちに発売しなければならないと思ったし、そのタイミングや時間がちょうど今だと思った」と説明した。
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「Waterfall」のミュージックビデオには、水を視覚的に表現した多様な映像が盛り込まれた。暴雨の中、バンドパフォーマンスを繰り広げた彼は、群衆とともに堂々と滝に立ち向かい、新しい流れを作るというメッセージを強烈に伝えた。さらに、ギターのネックをこする大胆なパフォーマンスも目を引く。
これと共に、もう一つのタイトル曲「POKZOOK TIME」は、闇に逆らうポストガレージスタイルの楽曲で、夏の夜のフェスティバルの最後に登場する花火を連想させるファンキーなサウンドが魅力的だ。クセになるコーラスと、後奏のパワフルなサウンドからバンドの醍醐味を味わうことができる。
自身を“部屋の隅の音楽家”と紹介する彼は、「力性」に込めた楽曲を「不埒」という単語で定義した。彼は「今回のアルバムは挑発的で不埒な内容だ。勇気が必要なテーマだった。勇気が必要な人々の、勇気を出すべき瞬間に役立ってほしい」と願いを伝えた。
記者 : イ・ハナ