EXO スホ、3rdミニアルバム「点線面(1 to 3)」を発売“軍隊にいた時からロックを勉強していた”

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写真=SMエンターテインメント
EXOのスホが、3rdミニアルバム「点線面(1 to 3)」でカムバックした。

スホのソロアルバムは5月31日午後6時、各音楽配信サイトを通じて全曲の音源が発売され、タイトル曲「点線面(1 to 3)」のミュージックビデオも公開された。

タイトル曲「点線面(1 to 3)」は、ブリティッシュ・ロック(British Rock)ジャンルのナンバー。点、線、面と次第に拡大していく互いに異なる次元の空間のように、自身だけの歩みを集め、人とは異なる姿を見せるという彼のメッセージが込められている。

特に今回のアルバムは、スホがコンセプトをはじめ全曲の制作に参加し、アーティストとしてより一層拡張した彼の音楽世界と深まった感性に出会うことができる。

―― 3rdミニアルバム「点線面(1 to 3)」で久しぶりにカムバックしますが、いかがですか?

スホ:1年6ヶ月前から今回のアルバムを準備してきましたが、ドラマの撮影や様々なスケジュールにより、今になって披露することになりました。それだけに、音楽やコンセプトを良い方向に整え、改善することができて、さらに完成度の高いアルバムになったと思います。

―― タイトル曲「点線面(1 to 3)」の紹介と、鑑賞ポイントを教えてください。

スホ:ディスコスタイルのファンキーなギターとベースリフが際立つブリティッシュ・ロックジャンルの楽曲です。1、2次元を超えて3次元で、つまり10、20代を超えて30代の自分を振り返り、今後の方向性についてリスナーの方々に知らせる曲です。テーマは深いのですが、これまでのタイトル曲とは違って、楽しくクセになる要素が多いので、フェスティバルで歌った時にみんなで楽しめる曲ではないかと思います。また、今回のアルバムには「宇宙で迷子になった宇宙飛行士が自分を振り返り、未知の領域に自分人生の哲学を音楽信号で送る」というストーリーを込めましたので、1番トラックから7番トラックまで順番にお聴きになると、曲をもっと理解できますし、聴く楽しさがあると思います。

―― ダブルタイトル曲「Cheese」を先行公開した理由は何ですか?Red Velvetのウェンディさんがフィーチャリングとして参加しましたが、相性はいかがでしたか?

スホ:「Cheese」という曲がとても良くて、ファンの方々とソロコンサートで一緒に楽しみたいと思いました。また、今回のアルバムを通じてイメージチェンジをして、ファンの方々にもっと楽しく、気楽に近づいていかなければならないと思いましたので、軽快でハツラツとした「Cheese」を先行公開しようと思いました。ウェンディは本当に大切にしている後輩の一人ですが、この曲を制作しながらウェンディに本当によく合いそうだと思いました。もしウェンディが別のスケジュールやプロジェクトがあればできないのではないかと心配しましたが、聞いてから10分で快く承諾してくれてありがたかったです。

―― ダブルタイトル曲で2本のミュージックビデオを撮影しました。記憶に残っているエピソードを聞かせてください。

スホ:「Cheese」のミュージックビデオは、ウェンディがアメリカのシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)のように面白い表情を見せてくれて、撮影中にたくさん笑いました。ミュージックビデオの最後で、2人がお互いを見てうなずく時、笑ってしまうシーンがあります。あれは実はNGだったのですが、ミュージックビデオにそのまま使われて、より愉快に見えたと思います。そして「点線面(1 to 3)」は、スホバンドのメンバーたちが宇宙人の仮面をかぶって演奏しましたが、前がよく見えないにもかかわらず、完璧に演奏する姿に驚きました。

―― 今回のアルバムは全曲がロックです。アルバムのためにギターも習ったそうですが、準備する過程で一番力を入れた部分は何ですか?

スホ: ロックについては軍隊にいた時から勉強していました。バンドのフロントマンとしてギターも弾きながら、「スホはロックに本気だ」ということを表現したいと思いました。

―― 今回のアルバムでダブルタイトル曲の他に、特におすすめしたい収録曲を理由と共に教えてください。

スホ:7番トラックの「無重力(Zero Gravity)」をおすすめしたいです。EXOとEXO-L(ファンの名称)が会った時に感じる、空を飛ぶような幸せな感情を考えながら制作した楽曲ですので、収録曲の中でも一番愛情を持っています。

―― 今回のアルバムを一つのキーワードで表現するとしたら、どのように表現しますか?また、その理由は何ですか?

スホ:「スホジャンル」です。スホならではのジャンルを構築するため、2020年から準備したプロジェクトの最後の段階だと言えると思います。1st~3rdミニアルバムでソロコンサートツアーをすることになり、そうするためには音楽の幅も広げなければならなかったですし、ビルドアップが必要でした。今回のアルバムでようやく“スホジャンル”を構築できたと思うので、今後は多様なロックスタイルの音楽をアルバムに収録できるようになったと思います。

―― アルバムの発売に先立って初のソロコンサートも開催しましたが、特に力を入れて準備した部分はありましたか?

スホ:ロックコンサートに来たような雰囲気をファンの方々に感じてほしかったんです。タイトルを「SU:HOME」に決めただけに、僕もファンの方々も気楽に会場で楽しんでほしいという気持ちを込めました。また、コンサートそのものに多彩な色を取り入れて、目と耳が楽しい公演を作りたいと思いました。

―― 今回のアルバムの活動計画や目標を教えてください。

スホ: 「スホがロックに本気だ」ということを多くの方に知ってもらいたいですし、「スホの音楽はスホらしい」と思っていただければこの上なく嬉しいです。

―― スホさんのカムバックを待っていた韓国国内外のファンに一言お願いします。

スホ:お待たせしました! その分さらに良いアルバムができたと思うので、僕もわくわくして嬉しいです。「待つことさえ楽しければ愛だ」と僕が言ったことがありますが、僕は今回のアルバムができるまで準備する過程がとても楽しかったです。皆さんも僕のアルバムを待っている間、楽しかったですか? ピピッ、愛ですね(笑)。僕もEXO-Lのことを本当に愛しています。韓国のコンサートを皮切りに、世界中、EXO-Lがいるところならどこにでも行きますので、少しだけ待っていてください! We are one EXO 愛そう!

記者 : チ・ミンギョン