ユン・ヨジョン、ファッション誌で初の単独カバーに!LAで開催された回顧展についても語る

OSEN |

写真=「ELLE KOREA」
女優ユン・ヨジョンが、ファッションマガジン「ELLE KOREA」6月号の表紙を飾った。彼女が韓国のファッション誌で単独カバーを務めたのは、デビュー以来初のことだ。

「ティファニー(Tiffany)」のジュエリーを身にまとったユン・ヨジョンは今回の撮影を通じて、「映画『ティファニーで朝食を』では、あのオードリー・ヘプバーンもティファニーのショーケースを見物しますよね。1970年代に初めてニューヨークに行った時、現地のティファニーで買った器を今でも持っています」とブランドに関する思い出を語った。様々なポーズのリクエストにも快く応じながら、自然体の魅力を表現する彼女の姿には、現場スタッフから感嘆と拍手が相次いだという。

撮影後に行われたインタビューでは、ロサンゼルスのアカデミー映画博物館で5月17日から25日まで開催された「ユン・ヨジョン回顧展」の感想も語ったユン・ヨジョン。

「とても光栄なことでした」と切り出した彼女は、「韓国の地位が本当に高くなったように思います。計8本の代表作が上映されましたが、その中でも『火女』は、上映を知らされたときは『私も久しぶりに観客席で観たい』とワクワクしました」と伝えた。

Apple TV+オリジナルシリーズ「パチンコ」や、韓国人として初のアカデミー助演女優賞を受賞した映画「ミナリ」など、1970~80年代にアメリカで生活した経験が役者活動に与えた影響については、こう語っている。

「ちょうど9年間暮らしました。今振り返ってみると役に立ったと思いますが、当時は想像もしていなかったことです。人生というのは、このようにいつも驚きに満ちているのですね。私自身、韓国系アメリカ人の監督による作品や活動には心惹かれるものがあります」

また、今年下半期の期待作として知られる「パチンコ」シーズン2にも言及。「私のぶんは昨年撮影が終わっていて、うまく仕上げてくれると信じています。私の演じたスンジャは、原作小説では結局故郷を訪れることが出来ませんでした。それがドラマでは、故郷を訪れたスンジャが過去を振り返る展開になっていて、よく脚色されたと思いました」と作品への信頼感をあらわにした。

最近の趣味については、「ミュージアム関連のテレビばかり見ています。完全に別の世界に住んでいる気持ちです」と笑顔を見せ、「長いあいだ何千点もの作品を描きながらも、当時は認めてもらえなかった人たち……彼・彼女らこそ真のアーティストではないでしょうか。最近は俳優たちがアーティストとされていますが、私は俳優は職業だと思っています」と伝えた。

ユン・ヨジョンは最近、アン・リー監督による1993年の映画「ウェディング・バンケット」のリメイク作品に出演することが決まった。役者として活発な歩みを続ける彼女には、注目が集まるばかりだ。

記者 : チェ・イジョン