“イ・ソンギュンさんを恐喝”20代女性、被疑者尋問前に逃亡…警察が逮捕

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写真=Newsen DB
俳優イ・ソンギュンさんを脅迫し、数千万ウォン(約数百万円)を騙し取った20代の女性が拘束前の被疑者尋問を受けずに逃亡し、警察に逮捕された。

法曹界によると、仁川(インチョン)警察庁広域捜査隊は27日、恐喝などの疑いが持たれているC氏の勾引状を執行した。

先立って、事前逮捕状が請求されたA氏は前日午後、仁川地方裁判所で行われた令状実質審査に理由を説明せず、現れなかった。

これにより、警察は所在確認を行い、事前逮捕状の請求と共に発行されていた勾引状を執行。警察は同日、C氏の身柄を確保し、逮捕した。

C氏は仁川論硯(ノンヒョン)警察署の留置場に入監され、令状実質審査は本日(28日)午後2時30分から、仁川地裁令状専担部長判事イ・ギュフンの審理で行われている。

C氏は麻薬投薬の疑いが持たれているイ・ソンギュンさんを脅迫し、5,000万ウォン(約550万円)を騙し取った疑いが持たれている。これに先立ち、イ・ソンギュンさんは自身の麻薬投薬疑惑が浮上した10月に「脅迫され、3億5,000万ウォン(約3,900万円)を奪われた」とし、弁護人を通じてC氏と遊興施設の室長B氏を恐喝の疑いで告訴。イ・ソンギュンさんはB氏に3億ウォン(約3,300万円)、C氏に5,000万ウォン(約550万円)をそれぞれ渡したことがわかった。

イ・ソンギュンさんは今月27日、ソウル鍾路(チョンロ)区の某所で意識不明の状態で発見され、死亡が確認された。葬儀は遺族らが参列し、しめやかに営まれる。

彼は麻薬類管理に関する法律上(大麻・向精神成分など)の疑いで、警察から取り調べを受けてきた。3回の調査を受けており、一貫して疑惑を否定。簡易試薬検査、毛髪2次精密鑑定、追加の体毛採取後に行われた精密検査などで、陰性判定を受けている。

今月26日には、自身の麻薬投薬疑惑について陳述したB氏と関連し、嘘発見器の調査を依頼するという内容の意見書を、仁川(インチョン)警察庁麻薬犯罪捜査系に提出したという。警察は要請をうけ、嘘発見器の使用を検討していたが、「麻薬事件の被疑者死亡による公訴権なし」で捜査は終結するとみられる。

記者 : イ・スルギ