ONEUS、10thミニアルバム「La Dolce Vita」でカムバック“童話の主人公になった気分”

OSEN |

写真=RBW
ONEUSが神秘的な“人魚王子”に変身し、リスナーを魅了している。

ONEUSは最近、ソウル広津(クァンジン)区にあるカフェで、10thミニアルバム「La Dolce Vita」に関するインタビューを行った。

5月に発売した「PYGMALION」以来、約4ヶ月ぶりにニューアルバムを発売したONEUSは、「今回の活動を“王子様”として紹介することができてとても嬉しいです」とし「童話の中の主人公になった気分で、世界観に入り込んでいます。カムバックできて嬉しいですし、心血を注いで準備しただけに、自信があります」と伝えた。

ニューアルバム「La Dolce Vita」は、たとえ短い瞬間でも、愛する人と一緒にいる時間が甘い人生であるという意味を込めたアルバムだ。愛する人と踊りたいという人魚の甘い願いを描き出し、一編の幻想的な童話のような作品を完成させた。

コンヒはニューアルバムについて「4ヶ月ぶりのカムバックですが、早いうちにお見せできる機会があり、ありがたいと思っています。新しい挑戦なので楽しい気持ちで臨みました。リスナーがどんな反応を見せるのか、驚かれるのか、楽しみです」とし「歌を聞いた時、とても情熱的な赤が思い浮かび、コンセプチュアルだったので僕たちにできる雰囲気だろうかと悩みましたが、僕たちだけの色で満たしていくうちに愛情が深まりました」と説明した。

タイトル曲「Baila Conmigo」は「私と一緒にダンスを」という意味のスペイン語で、ハンガリー舞曲第4番のテーマの上に、ムーンバートンリズムを加えてリメイクした楽曲だ。

イドは新曲について「タイトル曲がこれまでとは違った新しいジャンルでもありますし、皆さんの反応が気になって緊張していますが、良い曲になったと思います。前回のアルバムの候補の一つだったのですが、正直に言って、最初は好きではありませんでした。今作のタイトル曲になって10回以上修正したのですが、変わったバージョンを聞いてすぐに良いと思いました」と伝えた。

「Baila Conmigo」というスペイン語のタイトルは、リスナーにとっては馴染みがないはずだ。これに対しメンバーたちは「僕たちも最初は『これどうやって読めばいいの?』と言ったりしたけれど、歌を一度聞いたらすぐ自然に読めるようになったんです。最初は難しいかもしれませんが、気になってもう一度検索することもあるかもしれないですし、一度歌を聞けば自然に一緒に歌うことができると思います。そのため簡単なタイトルよりは、この曲全体の雰囲気に合わせて作品性を優先した結果、この単語をタイトルにするべきだと思いました」と答えた。

またソホは「『私と一緒にダンスを』という意味です。歌に『この夜が明けるまでBaila Conmigo』という歌詞がありますが、僕たちのコンセプトを表す決定的な歌詞です。切ないストーリーを人魚王子として表現するしています。そのためタイトルに『ラストダンス』も候補に上がりました。でも『Baila Conmigo』は、最初は馴染みのない感じがするかもしれませんが、歌詞を最もよく表すタイトルなので、メンバーたちや会社もこのまま行くことに賛成しました」とつけ加えた。

人魚王子というコンセプトを取り入れたONEUSは、華やかなビジュアルはもちろん、人魚の柔らかさと柔軟さを収めたパフォーマンスを披露した。

コンヒは「誰もが僕たちの音楽を聞けば、情熱的な赤や闘牛士、ラテン風のイメージを思い浮かべると思います。企画チームからありふれた感じではなく、全く新しいものに変えてみようと言われ、キーカラーを青に変えて人魚姫の話を持ってきたんです」とし「タイトルが『私と一緒にダンスを』という意味なので、このダンスが人魚姫に足がついて王子と踊る最後のダンスだったらどうだろうかと考えました」と伝えた。

続けて「誰の最後のダンスなのかによって違うと思いますが、人魚姫だとすればとても切実で、貴重な時間だと思います。テーマを増幅させ、ストーリーがパッと頭に思い浮かぶように感情が描かれて、僕たちが表現しやすいコンセプトでした。多彩な雰囲気を見せることができました。節制した時のセクシーさが魅力的だと思いました。過度な表現よりは、感情を増幅させ、表現は節制するように心がけました」と伝えた。

振り付けの制作に参加したファンウンは「僕たちのことをもっと見せようと考えた時、顔でアピールできる要素をダンスブレイクに入れました。メンバーたちの表情が見えるように構想しました」とし「ジャンル的な表現だけでなく、ストーリーラインをよく考えながら見ていただければ、理解できる部分がたくさんあると思います。パフォーマンスに自信があります。多くの方々が僕たちを“ステージの天才”と呼んでくださいますが、今回はまた新しいコンセプトに挑戦しました。色々な面を持つアーティストであることをお見せできると思います」と自信を示した。

最後に、今回のアルバムの目標として「もっと韓国を知ってもらい、韓国の地位を高めるため、ビルボードのメインチャートにランクインしたいです。これからもより大きなステージ、多くの方々とコミュニケーションできるステージに立ちたいです。少しずつ成長していきたいと思います。また、今回はスパニッシュバージョンの収録曲があるので、南米で僕たちの歌がたくさん聞こえたらとても嬉しいです」と願いを語った。

記者 : チ・ミンギョン