SM、第2四半期の営業利益が約39億円を達成…オフラインコンサート開催の効果

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写真=SMエンターテインメント
SMエンターテインメント(以下、SM)が8月2日、「今年の第2四半期連結基準で売上高2398億ウォン(約264億円)、営業利益357億ウォン(約39億円)の経営成績を達成した」と明らかにした。

売上高は、前年同期比30%増加し、営業利益は84%増加した。これは、活発な韓国国内外のオフラインコンサート開催による効果だ。当期純利益は、前年同期比12%増の283億ウォン(約31億円)を達成し、営業利益率は前年同期比4.4%増の15%を記録した。前四半期比売上高は17.6%、営業利益は95.3%、純利益は22.9%それぞれ増加した。

SMの個別基準第2四半期の売上高は、前年同期比25%増の1389億ウォン(約153億円)を記録した。営業利益は、前年同期比18%増の280億ウォン(約31億円)を達成した。アーティスト別のアルバム売上の拡大と、アルバム発売と連動したポップアップストアMD(企画商品)の売上が増加し、このような業績を打ち立てた。ここにアーティストの番組およびオフラインイベントへの出演も拡大し、出演事業部門の売上も大幅に改善された。

SMは「aespaのダブルミリオンセラー達成など、新規アルバムの販売拡大とオフラインコンサートのラインナップ拡大で、コンサート事業部門の売上が大幅に増加した」とし、「MD・ライセンス事業部門の売上も前年同期比で75%成長した」と説明した。

SMの系列会社であるDREAM MAKER、SMCなども優秀な業績を収めた。特にDREAM MAKERは、韓国国内外の公演関連の売上が大幅に増加し、営業利益の黒字転換に成功した。キーイーストも営業赤字の規模を大幅に縮小した。

下半期にもSMの業績成長は続く見通しだ。7月10日に7thフルアルバムでカムバックしたEXOの初動売上は156万枚を突破して最高値を更新し、1stフルアルバムの発売以来、通算7度目のミリオンセラーに名を連ねた。7月17日に3rdフルアルバムを発売したNCT DREAMは、先行注文数420万枚に続き、初動売上365万枚を記録した。

また、主要アーティストのラインナップとしては、8月に発売されるaespaの北米シングルとNCTのフルアルバムをはじめ、今年第4四半期にはNCT 127とRed Velvetのフルアルバム、aespaのミニアルバム発売などが控えている。また、SMは新人アーティストのデビューも控えている。aespa以来、3年ぶりに披露するボーイズグループRIIZEは、9月から本格的な活動に突入する予定だ。

SMは本格的なグローバル市場への攻略のため、Kakaoエンターテインメントと北米現地の統合法人も発足する。SMのグローバルIPと制作力、Kakaoエンターテインメントの音源・アルバム流通ネットワークとマルチレーベルシステムなど、両社のコアコンピタンス(他社に真似できない核となる能力)に集中し、北米市場の攻略に拍車をかける予定だ。

SMのチャン・チョルヒョク代表取締役は「3月に発足したマルチ制作センターに経験豊富な専門家を中心に、独自のプロデュース体制を構築し、能力を強化した」とし、「その結果、音楽の多様性の拡大、戦略的な事前プロモーション、アーティスト活動指標の改善などが行われ、さらにはKakaoエンターテインメントとの北米統合法人の設立などを通じ、グローバル事業の拡大も本格化するだろう」と伝えた。

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記者 : パク・スイン