Mnet新サバイバル番組「QUEENDOM PUZZLE」放送前から議論に…アイドルの“レベル分け”に批判の声(動画あり)

Newsen |

写真=YouTube「QUEENDOM PUZZLE」先行公開映像キャプチャー
Mnetの新サバイバル番組「QUEENDOM PUZZLE」が、初放送を控えて議論を呼んでいる。

「QUEENDOM PUZZLE」の制作陣は6日午後10時、Mnetの公式YouTubeチャンネルを通じて「QUEENDOM PUZZLE」の先行公開映像を掲載した。

今回の映像では、同番組を通じて新たな挑戦に乗り出すアイドル歌手が初登場する様子が収められた。宇宙少女のヨルムをはじめ、LOVELYZのKei、AOAのドファ(チャンミ)、CLC出身のチャン・イェウン、Cherry Bulletのボラ&チェリン&ジウォン、LIGHTSUMのサンア、PURPLE KISSのユキ、Weeeklyのパク・ソウン&ジハン&イ・スジン&ゾア、woo!ah!のナナ&ウヨン、tripleSのジウ&ソヨン、MOMOLANDのジュイ、Weki Mekiのエリー、H1-KEYのフィソ&リイナ、Rocket Punchの高橋朱里&スユン&ヨンヒ、元NMB48の白間美瑠、FYE、IZ*ONE出身イ・チェヨン、LABOUMのヘインまで計28人が紹介された。

LABOUMのヘインとIZ*ONE出身のイ・チェヨンは撮影中に降板を決め、最終的に26人が競演を行うことになった。MnetはNewsenに「ヘインとイ・チェヨンは一身上の都合により降板した」と明かした。降板の理由や過程は、今後本番組を通じて公開される見通しだ。

先行公開映像を通じて出演者が初めて登場するシーンはもちろん、競演ステージの一部が予告され、ファンの関心が高まった。しかし一部のファンからは出演アイドルをレベル分けしたことに批判の声が上がっている。

MCを務める少女時代のテヨンは「互いに異なるグループ、異なる活動をしてきた28人の皆さんは、様々な組み合わせでグループを作り、競争することになる。たった7人だけがグローバルプロジェクトグループになれる」と語り始めた。

続けて、出演者をグループ分けした基準について「4グループに分かれて座っているけれど、K-POPシーンには“群”というものが存在する。これは皆さんがこれまでK-POPシーンで見せた成績だ。今日は『QUEENDOM PUZZLE』ならではの基準で“群”を分けた」と説明した。

これに宇宙少女のヨルムは「残酷だ」とし、AOAのチャンミとして活動したドファは「突然寒気がする」と話した。

またボラは「残酷すぎる。芸能界が皆残酷だけど」とし「ひそかに私たちをそのようにレベルを分けて評価することは分かっていたけれど、こうして直面するとすごく……」と本音を打ち明けた。

制作陣が設定した1~4群までの基準は、出演者がデビューした時から4月24日までの音楽番組1位の総回数(50%)、発売したアルバムのうち、初動最多売上(50%、CIRCLEチャート基準)を点数に換算して合算したものだった。この基準に基づいて26人を1群(ジュイ、イ・チェヨン、ヨルム、ドファ、Kei)、2群(ジハン、ゾア、パク・ソウン、イ・スジン、チャン・イェウン、ヘイン、ユキ)、3群(ソヨン、ジウ、ヨンヒ、スユン、高橋朱里、チェリン、ボラ、ジウォン)、4群(エリー、サンア、白間美瑠、FYE、リイナ、フィソ、ナナ、ウヨン)に分けた。

この基準に視聴者たちは違和感を示した。ボラの言葉通り、一部のK-POPファンの間で語られていた“群”のような非人間的な基準を、不特定多数が見る競演番組の評価方法として堂々と掲げたことが、荒唐無稽だという指摘だ。アイドルたちを見る制作陣の前時代的で偏った視線、あるいは典型的なMnetサバイバル流のネガティブマーケティングに不快感を表した視聴者は少なくなかった。

アルバムの売上ではなく、初動売上で歌手たちを評価した部分も残念だった。初動売上は販売から1週間の売上を意味する。ほとんどのファンが、応援する歌手のアルバムを事前予約販売期間やアルバムが発売された初週に購入する傾向を見せているだけに、初動売上はK-POP産業の中でアイドルの人気を計る一つの指標とされている。しかし、これで絶対的な人気、あるいは歌手としての力量や価値を判断することはできない。

「QUEENDOM PUZZLE」は13日午後10時に放送がスタートする。初放送ではどのような展開を見せるのか、注目を集めている。

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記者 : ファン・ヘジン