アン・ジェヒョン、3年ぶりのドラマ復帰について語る「まだ少し力が入っている」

OSEN |

写真=「Esquire」
KBS週末ドラマ「本物が現れた!」で産婦人科医のコン・テギョン役に扮し、熱演を披露している俳優のアン・ジェヒョンが「Esquire」2023年5月号に掲載されるグラビア撮影およびインタビューを行った。モデル出身らしく、トレンチコートからスーツまで様々な衣装を着こなし、柔らかいカリスマ性をアピールした。

グラビア撮影後に行われたインタビューでは「9日連続『本物が現れた!』を撮影してきた」とし「でも、特に疲れた感じではない。春雨の降る天気とグラビア撮影現場の雰囲気がよく調和し、良い雰囲気になったおかげだ」と語った。

アン・ジェヒョンはナ・ヨンソクプロデューサーと共にウェブバラエティ番組「運動天才アン・ジェヒョン」に出演し、生まれて初めて多様なジャンルの運動に挑戦した。

「外見だけ見れば、皆が運動が上手だと思ったはずだ」と言われると彼は「学生時代からそうだったけれど、僕はとても静的な人だ」とし「第一印象だけでは『体育、本当にうまいだろう』と皆警戒するけれど、意外と勝負にあまりこだわらない姿で人々を笑わせた」と告白した。

アン・ジェヒョンは運動とは異なり、「仕事」には負けず嫌いなところがあると言った。彼は「たまには自責するほどひどい時がある」とし「その時は僕がしていることが努力なのか無理なのかを考えようとする。努力と無理はその意味から違う。努力が文字通りさらに一歩進むものなら、無理は列車が脱線するという意味だ。疲れた時は、努力と無理が紛らわしい状態ではないかと思う」と伝えた。

彼は本「記憶できるものたちのリスト」を書いた。本を書くことになったきっかけについて彼は「僕は今も存在し、アン・ジェヒョンがこのような努力をして過ごしているということを見せる手段を考えた。それが本だった」と話した。

彼は本を準備しながらキーボードにタイピングする代わりに、直接ペンで紙に文を書き、携帯電話ではなく、デジタルカメラで写真を撮ったという。不便なのにペンと紙、そしてカメラを使った理由について彼は「念入りに作れるから」と答えた。

彼は「手で一文字ずつ丁寧に書き上げると、僕が言いたいことがもっと鮮明になる。軽い気持ちが減る」とし「タイピングしたなら飛んでしまうはずだった文章が、心に一つ一つ刻まれる」と伝えた。彼はこの方法には短所があるとし、意外な事実を明かして現場を笑いの渦に巻き込んだ。

3年ぶりのドラマ復帰については「感謝したし、感動だ」とし「再び与えられた仕事に臨めるなんて、言葉では表現できないほど幸せだった」と話した。

彼は「ただ、とても幸せなので再びプレッシャーになった。何があってもうまくやり遂げなければならないという気がするからだ」とし「できるだけ楽に演技しようとしたけれど、どうしてもまだ力が少し入っている。自然に見せるため努力している」と伝えた。

「本物が現れた!」は全50話で9月まで放送が続く。主演俳優として長いストーリーを引っ張っていくことが負担にならないかという質問に彼は「一日一日頑張るだけ」と話した。また、「今日は今日の僕として最善を尽くし、明日はまだ来ていないので、今日頑張ろうという気持ちだけだ」と明らかにした。

記者 : ハ・スジョン