Apink、10thミニアルバム「SELF」でカムバック“これからもファンと長く一緒にいたい”

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Apinkが、新曲の魅力とファンへの感謝を伝えた。

4月5日、Apinkは主要音楽配信サイトを通じて10thミニアルバム「SELF」を発売し、約1年2ヶ月ぶりにカムバックした。

新曲「D N D」は「Do Not Disturb」、すなわち“妨害禁止”という意味の略語で、“誰も妨害しないからあなただけの世界を想像してみて”という希望的なメッセージを込めた。NCT DREAM、Red VelvetらトップK-POPグループの楽曲を手掛けたクォン・ドクグン、イギリスの歌手アン・マリー(Anne-Marie)と、(G)I-DLEらと作業したC'SAなど、実力派プロデューサーたちが意気投合した。

パフォーマンスには世界的な振付師のキエル・トゥティン(Kiel Tutin)とチョ・ナインが参加して完成度を高めた。特に“妨害禁止”を表現したポイントダンスで強烈な印象を残す。以下は、Apinkの10thミニアルバム「SELF」についての一問一答である。

――約1年2ヶ月ぶりのカムバックですがいかがですか?

パク・チョロン:メンバーとこうして楽しくアルバムの準備ができること自体にとても感謝しています。ファンの皆さんがどれだけ喜んでくれるだろうかと考えながら、ときめく気持ちで準備しました!

キム・ナムジュ:素敵な曲をお聞かせしたい気持ちが大きくて、かなり時間が経ってしまいましたが、待っていてくれたファンの皆さんに感謝しています。それだけ意味深いカムバックになりそうです。

――今月デビュー12周年を迎えます。感慨深いと思いますがいかがですか?

パク・チョロン:年にはあまりこだわっていないと思います。もちろん、これまで私たちが作ってきたのは簡単なものではないですが、年を考えるよりも、1年1年“どんなコンセプトでどんな音楽をやればいいだろう?”と考え、変わりなく過ごしています。しかし、1年1年経つほど、アルバムが出せること、メンバーと一緒にいられることに対して感謝の気持ちが大きくなります。

ユン・ボミ:感謝の気持ちが大きいです。12年間、私たちの傍で黙々と仕事をしてくれた多くの方々、そして何よりもファンの皆さんに対する感謝の気持ちが一番大きいです。当たり前のことはないので、すべての瞬間、感謝しながら過ごしています。長く活動したいと思っていたので、本当に夢を叶えていると思いますし、これからももっと長く一緒にいたいです。

――今回の10thミニアルバム「SELF」はどんなアルバムなのか紹介してください。

チョン・ウンジ:言葉の通り、Apinkのアイデンティティだった“癒し”の意味が盛り込まれた曲がタイトル曲になっていますので、より嬉しいアルバムになるのではないかと思います。

オ・ハヨン:10thミニアルバム「SELF」は、“一番Apinkらしいとは何だろうか? または、多くの方々は私たちにどんな姿を期待しているのだろうか?”ということを考えましたが、Apink本来の姿を期待されていると思いました。“堂々とした私自身、私たちを見せよう”という意味があります。

――タイトル曲「D N D」はどんな曲ですか?曲の魅力と聞きどころを教えてください。

ユン・ボミ:久しぶりにApinkだけの清涼で、明るい姿を見せられる曲です。歌詞を見ればお分かりかと思いますが、怖くて辛い時に聞くと本当に癒される曲です。

オ・ハヨン:タイトル曲「D N D」は「Do Not Disturb」の略語で“妨害禁止”、つまり“邪魔しないで”という意味があります。“私の道を行こう、あなたの方式通りにやろう”という内容の曲です。「NoNoNo」という曲で多くの方が元気を出してくれたように、最近はまた多くの方々が人のため、社会のため苦しみ、悩むことが多いので、この曲がまた新たな“癒しソング”になることを願っています。

――新曲「D N D」のパフォーマンスの見どころや、ポイントダンスはありますか?

パク・チョロン:メンバーのエネルギーが際立つ曲になると思います。明るく、ポジティブなエネルギーを与えたいので、私たち自身も楽しくステージを披露しようと努力しています。

キム・ナムジュ:タイトル通り“妨害禁止”を表現する振付がポイントで、何よりも全体的に誰でも簡単に踊れる振付になっています。

――新曲「D N D」ミュージックビデオの見どころはどこですか?

チョン・ウンジ:メンバーごとに意味していることがありますが、そのポイントを探してみるのも面白いと思います。

キム・ナムジュ:今回のミュージックビデオにはドラマをたくさん入れました。そのため見る方々によって解釈が異なってくると思いますので、解釈の楽しさがありそうです。

――今回のアルバムを準備しながら重点を置いた点、気を使った部分はありましたか?

ユン・ボミ:私たちだけの色が何かということをもう一度考えさせてくれたアルバムで、多くの方々の力になり、癒しになるアルバムを作りたいと思いました。

チョン・ウンジ:Apinkだけの“アイデンティティ”です。

――収録曲のうち「Me, Myself & I」はパク・チョロンさんが、「Candy」はキム・ナムジュさんがそれぞれ作詞に参加しています。2曲について紹介をお願いします。

パク・チョロン:「Me, Myself & I」は今回のアルバムのコンセプトに合わせて、“自分自身を見つける姿”について書いた歌詞になっています。本来の自分を見つけることに疲れる時もありますが、その時の自分自身に、または友達に、メンバーに勇気を与える歌詞を書きたいと思いました。

キム・ナムジュ:ファンソングの作詞に初めて参加しました。個人的に私はこの曲が本当に好きで、また好きな曲でファンソングを作りたいと思って、自然と作詞にまで参加することになりました。思ったより作詞はスムーズにできました。やはりファンの皆さんの愛について考えたら、自ずと歌詞が書けました。

――アルバムの準備過程とミュージックビデオの制作過程で記憶に残っているエピソードがあれば教えてください。

チョン・ウンジ:メンバーとため口で台詞のやりとりをする部分がありましたが、その部分を撮影する時、笑いをこらえるのが大変でした。

オ・ハヨン:私がミュージックビデオでユニフォームを着ているシーンがありますが、いつか私が好きなチームのユニフォームをスポーティな雰囲気で一度着てみたいと思っていたんです。今回はさまざまなデザインでお見せできると思うので楽しいです。

――ミューアルバム「SELF」のコンセプトまたは魅力を一言で表現するとしたらどのように表現できるでしょうか?その理由も教えてください。

キム・ナムジュ:エネルギーです。最近のApinkは、人間的にもチームとしても本当に良いエネルギーを持っていると思います。その幸せなエネルギーをこのアルバムの中に収めて、アルバムを聞く人たちにもそのエネルギーをしっかり伝えて、皆が幸せになり、元気を出してもらえたら嬉しいです。

オ・ハヨン:発見です。歌詞にも「Find your way」という部分がありますが、“Apinkがこういう曲を久しぶりにやってもちゃんとできるんだ”という、私たちに関する発見です。またこれを見て、聞く方々にも彼らだけの方式と人生を見つけ、勝ち抜いてほしいという意味もあります。

――4月のカムバック大戦に合流することになりましたが、Apinkだけの強みがあるとしたら何でしょうか?

チョン・ウンジ:“Apink”というグループそのものが持つエネルギーが違う点ではないかと思います。

キム・ナムジュ:メンバーが強みであり、差別化できる点だと思います。チームごとにメンバーは皆違うじゃないですか。同じ歌でも誰が歌うかによって雰囲気が異なりますが、外的・内的の両面で“Apink”だけのカラーをきちんと見せたいと思っています。

――今回の活動目標や計画はありますか?

パク・チョロン:メンバーたちと楽しみながら活動したいです。

オ・ハヨン:大衆とファンの皆さんの心の安らぎと癒しが一番大事だと思います。疲れた日常でもイヤホンをつけた時にやって来る安心感、頭を複雑にしてしまう社会との遮断、そして一日を終えて家に帰る時に聞く励ましの歌がこの曲になったらいいなと思っています。

――Apinkを変わらず応援し、大切にしてくれているファンの皆さんに伝えたい一言をお願いします。

ユン・ボミ:ファンの皆さん、いつも同じ言葉になってしまうかもしれませんが、もっとたくさん伝えたい言葉でもあります。いつもありがとうございます。愛しています、そしてごめんなさい。長い間活動しながら素敵な記憶と幸せな瞬間もありますが、大変だった瞬間もたくさんありました。その瞬間、瞬間を一緒に過ごしてくれたのがファンの皆さんでした。それだけ分かち合った感情、気持ちが多く、とても切なくなりますし、皆さんが笑顔でいてくれたらと願っています。私がこれからもずっとApinkでいますので、皆さんもファンでいてくれますよね?

チョン・ウンジ:時間がすごく早くて体感できない時も多いけれど、本当に長い間愛してくれたことは分かっています。いつも記憶していて、感謝しています。長く一緒にいようと言ってくれた方たちが、変わらず私たちと時間を分かち合っています。私が知っている愛とはまた違って、ファンとアーティストとして分かち合える新しい気持ちを教えてくれて、いつもありがとうございます。これからもファンの皆さんと長く、時間と気持ちを分かち合いながら生きて行きたいです。皆さん、体と心を健康に過ごしてください。

記者 : ファン・ヘジン