Kakaoエンターテインメント、SMの株価操作疑惑で検察が家宅捜索

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写真=Kakaoエンターテインメント
検察がSMエンターテインメントの株価操作疑惑と関連して、Kakaoエンターテインメントを家宅捜索した。

6日、韓国日報は検察が株価操作及び大量保有報告義務違反の疑いで、Kakaoエンターテインメントに対して家宅捜索を行ったと報じた。

これによると同日、ソウル南部地検金融調査2部(部長チェ・ヒマン)は、株価操作及び大量保有報告義務違反の疑いで、金融監督院資本市場の特別司法警察をKakaoエンターテインメント本社とソウル鐘路(チョンノ)区所在のオフィスに送り、家宅捜索した。

HYBEはSMエンターテインメントの株式公開買収の過程で「特定その他法人がSMエンターテインメントの株式を60万株以上大量買収したとし、違法買収したか調査してほしい」という陳情書を金融監督院に提出した。

調査の結果、金融監督院はSMエンターテインメントの株式を大量買収したその他法人の正体と取引内訳の分析を通じて、Kakaoの役職員が関与している状況を把握し、緊急措置として検察に事件を移管したという。

しかし、Kakaoエンターテインメントは「家宅捜索について報告できる内容はない」とコメントした。HYBEは「認知している内容はなく、発表できるコメントもない」と慎重な姿勢を見せている。

これに先立って、HYBEはSMエンターテインメントの買収をめぐってKakaoと対立した。しかし、その過程でSMエンターテインメントの株価が高騰し、持ち分の確保に困難が発生して買収を中止すると発表した。

KakaoとKakaoエンターテインメントはそれぞれ、SMエンターテインメントの持ち分3.28%と1.63%を保有していたが、最近行われた公開買収でKakaoが20.78%、Kakaoエンターテインメントが19.13%を保有するようになり、SMエンターテインメントの筆頭株主になった。HYBEはSMエンターテインメントの経営権は諦めたが、プラットフォーム関連の協業案について合意した。

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記者 : シン・ウンジュ