「少年ファンタジー」がついにスタート!初回から多彩な魅力を持つ練習生が登場

OSEN |

写真=MBC
「少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~」がついにベールを脱いだ。少年たちが素晴らしい実力まで兼ね備えて、全世界のファンを魅了するK-POPスターとしての第一歩を踏み出した。

この日、MCを務める東方神起のチャンミンが登場し、「完全に新しくなった『少年ファンタジー』は、全4学期で構成され、すべて通過してこそデビューステージまで上がることができる。4人のプロデューサーを経て生き残った12人だけがデビューできる」と紹介し、デビューの主人公は誰になるのか好奇心を刺激した。

この日、ファンタジーブースで練習生たちが初めて対面した。キム・ウソクに続きカン・デヒョン、キム・ギュレも登場し、中国人練習生のソウルから日本人、台湾人などの練習生たちが次々と登場。タイで俳優として活動し、すでに有名なヤヤとサンタも登場した。続いて、モデルのような雰囲気で韓国語の発音が正確なボク・ダニエルも登場したが、彼は韓国人で英語は話せないという驚きの事実も公開された。

次は見慣れたメンバーが登場した。RAIN(ピ)がプロデュースしたボーイズグループCiipherのリーダーであるムン・ヒョンビンだった。人々は「ここに出たこと自体に驚いた」と話した。また「&AUDITION」に出演したユ・ジュンウォンが登場し、日本での人気に全員が注目した。続いて登場した日本人練習生のユウマは、おやつを準備して愛嬌を振る舞った。

予告映像からイケメンで話題になったホン・ソンミンは、披露する様々な表情に参加者たちも魅了された様子。次に登場したテソンは、長身とはっきりとした目鼻立ちで目を引いた。参加者たちは「イケメンすぎる。貴族のような雰囲気だ。ミュージカル俳優みたい」と称賛した。彼は3ヶ国語で自己紹介をし、今回のオーディションについて「最後のチャンスだ」と述べ、堂々と真ん中に立った。

そしてファンタジーゾーンが満席になり、4人のプロデューサーである(G)I-DLEのソヨン、2PMのウヨン、ジニョンとWINNERのカン・スンユンが登場した。

最初の関門として、プロデューサーの入学評価が始まった。4人のプロデューサーは、練習生たちの入学ステージを評価し、全てのプロデューサーの選択を受けたら1等級、2人もしくは3人の選択は2等級、誰にも選択されなかったか、1人に選択されたら3等級となり、3等級は脱落候補で入学保留となる。

3つの等級に分かれた評価では、等級別にペナルティもあった。まず、ユ・ジュンウォンのステージから始まった。彼は「最初に披露するのは初めてであり、心臓がバクバクする」と緊張した様子だった。ユ・ジュンウォンは、アイドル活動の経験について「HYBEの練習生だった。日本のオーディション番組に出演したおかげで、日本のファンができた。しかし、オーディションの後に事務所を出て、今後何をどうすればいいのか悩んだ。それでも自分を待ってくれるファンがいるので、最後までやってみようと思って挑戦した」と伝えた。

ステージが始まると、緊張した様子が消え、素晴らしい実力で好反応を得た。ソヨンから歌とダンスを別々に見せた理由を聞かれると、「K-POPはジャンルが多いので、多彩な姿を見せたかった」と答えた。その後、彼は1等級を獲得し、感動を表した。

最初から1等級でスタートした中、次はカン・ミンソが登場し、剣道服で強烈な雰囲気をアピールした。続いて安定した音程と拍子、ステージマナーまで披露し、プロデューサーのジニョンは「とても魅力的だ。難しいダンスが多かったのに、音程が外れなかった。このようなダンスを踊りながら歌うのは簡単ではないのに、次のステージが楽しみだ」と好評した。チャンミンが「剣舞のラインもきれいだった」と言うと、彼は「衣食住を剣と共にした」と答えた。ソヨンが「剣を使ったこと自体が、アイデンティティがはっきりと出ていた」と評価したが、惜しくも2等級にとどまった。

次は16歳の可愛い魅力のオ・ヒョンテが登場した。彼はキュートなルックスとは違って「男らしいヒップホップを披露したい」と自信を示した。応援の中でステージを始めた彼は、キュートなルックスとはギャップのある魅力をアピールし、プロデューサーから好評を得た。彼はギャップのある魅力で“赤ちゃん男”というニックネームを得た。

拍手喝采の中でウヨンは「可愛いと言って申し訳ない」とし、「生まれ持った才能がすごい」と伝えた。ソヨンも「一番若いのに、今日一番上手だった」と実力を認め、「歌もダンスも洗練されている」と絶賛。ジニョンも「ポテンシャルを見なければならないけど、本当にステージをたくさんした人のようで驚いた」と述べ、オ・ヒョンテはみんなの予想通り1等級を獲得した。

次はカン・デヒョンとナム・ジンミョンが同時に名前が呼ばれた。男らしいビジュアルで登場した2人の圧倒的なフィジカルが目を引いた。まず、カン・デヒョンはバラードを選曲して甘い歌声とステージマナーで癒しを与えた。そしてすぐにカリスマ性溢れるギャップのある魅力をアピールし、人々を魅了した。ナム・ジンミョンはパワフルなダンスを披露したが、ソヨンからは「もっと体をきれいに使って踊れたらよかったのに残念だった。逆にデヒョンは自分の長所をよく生かしていた。もっと際立たせてほしかった」という評価を受け、最終的にカン・デヒョンは1等級、ナム・ジンミョンは3等級を受けた。

次はキム・ウソクが爽やかに登場し、「姉を越えて愛らしい予備ワールドスターになりたい。実姉がアイドル歌手のスジだ」と紹介。miss A出身のスジなのかという質問には「MAJORSのスジだ。努力した姉を見ると、かっこいい」と答え、同じ夢を見る姉弟の合同ダンスのステージも期待させた。姉からアドバイスを受けたかと聞かれると、彼は「姉の言う通りにワールドスターになる」と叫び、ウヨンは「合格!」と大声で叫んで笑いを誘った。

続いて、彼はH.O.Tの「Candy」を選曲し、爽やかなステージの後にブレイクダンスを披露し、抜群のダンスの実力を披露した。キュートなショーマンシップまで認められ、「魅力的だ。明るいエネルギーが際立つ」という好評を得た。カン・スンユンは「キャラクターにぴったりの曲を選曲したけれど、思ったよりダンスと歌は良くなかった」とし、「まだ未熟な感じだけど、とても可愛くて愛らしかった。そのような部分もアイドルの持つべきものの1つだと思う」と話した。ソヨンも「人を惹きつける魅力がある」とし、笑顔にさせる魅力もアイドルの必要要素だと話した。そして「選曲が実力をカバーしてくれた」とし、魅力より実力が足りないと伝え、期待と心配の中でキム・ウソクは2等級にとどまった。

次は日本から来た16年目のダンサーのシリュウだった。早稲田大学出身の彼は、ビューティーやファッション、時計の広告モデルの経歴もあった。彼がマイクなしでステージを準備すると、ウヨンは「まさか音痴?」と心配した。心配と期待の中でステージを始めた彼だが、鳥肌が立つような素晴らしいステージに、ウヨンは「先生の面接に来たんじゃないか? 門違いじゃないか?」と言って笑いを誘った。それほど完璧なダンスだった。

歌を歌わなかった理由については「ダンサーとして活動しているので、ダンスを100%お見せしたくてダンスに専念した」とし「歌はこれから披露する」と延べ、ダンスに負けない歌まで披露した。ジニョンは「感情の伝達能力は生まれ持っているようだ。歌のスキルは足りなくても、成長の可能性が見える」と評価し、2等級を受けた。

次は中国と日本でK-POPボーイズグループを目指して、韓国行きを選択した日本と中国人練習生が登場した。中国からはソウル、日本ではヒカルが登場。特にヒカルは日本でフェンシングをしたが、K-POPの魅力にハマってアイドルを目指すことになったという。彼はステージでフェンシングの腕前と流暢な韓国語で目を引いた。「2人の間でどちらが美少年みたいか」という質問に、ソウルは「僕は僕のほうが好きだ。自分のことを好きになってこそ、他の人も好きになれる」と答え、ヒカルも「ソウル兄さんより、もう少しカリスマ性があって男らしい魅力がある」と自分をアピールした。

2人のステージが終わった後、ソヨンは「ヒカルのステージが、アイドルとして一番完璧だった」と語り、「外国人なのに発音が良く、歌詞がちゃんと聞こえた」と認めた。ソウルのステージに対して、「もっと比較されそうだけれど、発音の練習を本当にたくさんしなければならない」と話した。ソウルは2等級、ヒカルは1等級を受けた。

プロデューサーたちもそろそろ疲れていく頃、“鼓膜彼氏”と呼ばれるムン・ジェヨンが登場した。彼は路上公演の経験3年で、忠州(チュンジュ)の歌大会でも多数の入賞経験があった。しかし、喉の調子が良くなかったため、歌っている途中で声が裏返ってしまった。しかし、空気を読めず愉快な様子の彼に、ソヨンは「本当に真剣に受け止めて練習しなければならない。練習方法と考え方に問題がある」と厳しく忠告した。

続いて、次の練習生に対してソヨンは「楽しみだ、私の知人たちもイケメンだと認めた人だ。個人的に頑張ってほしい」と応援した。登場だけで期待を集めたのは、予告編に登場したホン・ソンミンだった。彼は、お笑い芸人キム・デミョンのYouTubeチャンネルで、Block Bのジコの「New Thing」のダンスを踊る動画が、再生回数368万回を記録して話題を呼んだ人物だ。これに対する負担を感じていた彼は、さらに練習に取り組んだとし、「最高の同僚で、最悪のライバルになる」という抱負を語った。

圧倒的なパフォーマンスに、プロデューサーたちからは「これは有罪だ」と拍手が沸き起こった。ソヨンは「ソンミンさんが私がプロデュースするグループに入ったら、ありがとうと言ったと思う。写真で公開しても視線を集めると思うし、チームのセンターとしても良いと思う」と話した。他のプロデューサーたちも「これは詐欺キャラクターだ。ワントップになれる」と評価し、1等級を獲得することができた。ソヨンは制作陣とのインタビューで「1等級1位になってほしい。(『少年ファンタジー』に)本当に感謝している」と話し、「唯一の完成型の人材だ。自分のスタイルもあるし、実力もあるので、もう言うことなしだ」と絶賛した。

オーディション番組が溢れる中で、韓国を越えて世界を魅了するK-POPスターを探す「少年ファンタジー」は、様々なキャラクターの登場で1話から視聴者を釘付けにした。安定した実力はもちろん、それぞれの魅力で錚々たる参加者たちの対決の中で、果たしてTOP7は誰になるのか、始まりと同時に期待を集めている。



記者 : キム・スヒョン