「コクドゥの季節」キム・ジョンヒョン、ついにイム・スヒャンに会う【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC金土ドラマ「コクドゥの季節」
ドラマ「コクドゥの季節」で、キム・ジョンヒョンがついにイム・スヒャンに会った。

28日に韓国で放送されたMBC金土ドラマ「コクドゥの季節」(脚本:カン・イホン、ホ・ジュンウ、演出:ペク・スチャン、キム・ジフン)では、前世の業報により呪われたコクドゥ(キム・ジョンヒョン)が、前世の縁であり、自分の呪いを解くことができるソルヒ、すなわちハン・ゲチョル(イム・スヒャン)に会う場面が描かれた。

前世のコクドゥはソルヒを教えていた武官だった。ソルヒは両親を幼くして亡くし、親戚の籍に入ったが、美しい容貌のため、誰かに妾として売られていく自分の境遇を嫌った。それがソルヒが武術を学ぶ理由だった。つまり、自分の体を守るための生存、ソルヒにはそれが必要だった。ソルヒに雇われたも同然のコクドゥは、ソルヒに向けた気持ちから「私のことをこき使え。私が守ってあげる」と約束した。

しかし、「胸の中に残っていた一言を最後まで言えなかったんだ、愛してる、ソルヒ。君を愛することが私にとっては一生だった」という言葉を残し、死を迎えた。ソルヒを守るために彼は命までかけた。後に死んでから彼は運命をかけた。あの世に行った彼はあの世にそのまま行かず、いわゆる天界でソルヒを待っていた。

コクドゥは「雨は降ることもなく、風だけが少し吹く刑罰の地、いつか君が来ることになるここで君を待つことが私の仕事だった」と独白した。すると未知の存在は「君は何を待ちながらこの道に残っているのか?」とコクドゥに尋ねた。

未知の存在は「君たちは火で会い、災いにより燃える運命だ。黄泉を渡って災いを冷ましなさい。来世に流れる水のように、君のための運命が待っているだろう」とし、コクドゥにソルヒとは運命ではないため、これ以上待つなと言った。雨の降らない隙間で、ただソルヒにはめた指輪一つだけを持ったコクドゥの魂が揺らぐことなく叫んだ。「嫌です。ソルヒが私の運命です」ということだ。

そして長い月日がたち、ソルヒの顔も、声も、記憶も忘れた。ただ、ソルヒという名前と彼女を待っているという気持ちだけが残った。造物主は「君の耳元には亡者と魂の声が漂うだろう。そのように君は亡者を率いてこの世で殺人を繰り返すだろう」と話した。激怒した造物主が彼に呪いをかけたのだ。

続いて造物主は、「こんな君を彼女が愛していると言った時、その永遠の呪いが終わるだろう」と話した。

ト教授の魂からコクドゥとして目覚めたが、ハン・ゲチョルに対して何の感情もないコクドゥ。しかし、ハン・ゲチョルの声に特に耳を傾ける自分を発見し、彼はこれが尋常ではないことに気づいた。すぐにコクドゥは「雨が降るのを感じると、初めてこの世だということを実感した。夢なのか転生なのか心配したけれど、時が来たからなんだね。私はついに解放だ」と喜んだ。

単純にハン・ゲチョルが呪いを解く女性だと思っていたコクドゥは、ハン・ゲチョルの声にひざまずくと、「あなたがソルヒなのか?」と切ない表情でハン・ゲチョルに尋ねた。

記者 : オ・セジン