※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
tvN「ミッシング2～彼らがいた～」でキム・ドンフィの正体が明らかになり、視聴者に衝撃を与えた。キム・ドンフィが過去麻薬組織の総責任者である「ゴリアテ」チョン・ユンジェの仲間だったという過去が公開され、魂の村3団地を巡るミステリーが水面上に浮かび上がり、緊張感を高めた。

韓国で3日に放送されたtvN「ミッシング2～彼らがいた～」第6話は、首都圏世帯基準平均5.1％、最高6.4％、全国世帯基準平均4.4％、最高5.5％を記録し、首都圏と全国共にケーブルと総合編成チャンネルを含め、同時間帯1位を記録した。tvNのターゲットである男女20～49歳の視聴率は首都圏平均2.2％、最高2.8％、全国平均2.0％、最高2.6％を記録し、地上波を含めた全チャンネルで1位になり、上昇の勢いを見せた。（ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準/ ニールセン・コリア）

第6話では、キム・ウク（コ・ス）がシン・ジュノ（ハ・ジュン）と共にムン・セヨン（イム・ソヌ）を拉致し、コ・サンチョル（ナム・ヒョヌ）を殺害した麻薬組織に対する捜査が行われるシーンが描かれた。それと同時にベールに包まれていた3団地の住民のオ・イリョン（キム・ドンフィ）と麻薬組織の総責任者ゴリアテ（チョン・ユンジェ）の正体が明らかになり、緊張感を高めた。

同日の放送は、オ・イリョンに3団地の子供の魂であるアリス（キム・テヨン）を必ず探してほしいと頼む一人の女性の姿から始まり、好奇心を刺激した。それからキム・ウクとチャン・パンソク（ホ・ジュノ）が湖畔で美術の授業をしていた時に消えたアリスを探すために乗り出した中、森の中にある小舟の上で眠っているアリスをなでる不気味な手がキャッチされ、緊張感を高めた。カン船長（イ・ジョンウン）は森の中で小舟と男性のものと思われる足跡が発見されたと伝えると驚愕した様子で、これにまつわる秘密への関心を高めた。さらに、アリスは誰と遊んだのかという質問に「魚と遊んだ」と語り、好奇心を刺激した。

キム・ウクとシン・ジュノは麻薬組織に拉致されたムン・セヨンとコ・サンチョルの証言を基に、麻薬組織の調査に拍車をかけた。キム・ウクはコ・サンチョルを殺害したイ・グァンテク（クォン・ドンホ）と麻薬組織の総責任者ゴリアテの情報をシン・ジュノに伝えた。シン・ジュノはイ・グァンテクのところを訪れたが、彼はしらを切るだけで、コ・サンチョルの肉体は見つからなかった。この過程で総責任者のゴリアテをはじめ、SNSを通じて麻薬を販売し、ツケを払うことができない中毒者を拉致して臓器売買をする麻薬組織の醜悪な実体が明らかになり、衝撃を与えた。

キム・ウク、チャン・パンソク、イ・ジョンア（ソヒ）は、魂の村3団地に住む子供の魂の肉体を探すため、情報収集に着手した。キム・ウクはタクシー運転手になりすまし、9年ぶりに刑務所から出所したイ・ロハの父親イ・ジンソン（ソン・グァンオプ）と向き合ったが、彼は息子が行方不明になった事実さえ知らなかった。さらにイ・ロハは3団地に入って8年目であるにもかかわらず、失踪届も出ておらず、彼の母親はアルコール依存症で精神病院に入院していた。それだけでなく、イ・ロハが描いた森と木の絵からは恐怖心が感じられた。こうした中、イ・ジョンアは子供の魂の情報を確保するため、3団地の近くに開業したカフェに新たなアジトを設け、これからの活躍への期待を高めた。

放送の最後に、麻薬組織の総責任者ゴリアテの正体と共にベールに包まれていたオ・イリョンの過去が明らかになり、緊張感を高めた。ムン・セヨンはシン・ジュノと麻薬班に自身が拉致される前の状況について陳述する途中、黒い仮面を持っていたキム・ピルジュン（チョン・ユンジェ）に言及した。それと同時にキム・ウクは自身を殺害しようとしたチャン・ドリ（ユ・イルハン）に会うため訪れたクラブのトイレでキム・ピルジュンとぶつかり、彼が落とした仮面がゴリアテが被っていた黒い仮面であることが明らかになり、緊張感を与えた。この時、トイレに入ったオ・イリョンは「あいつが僕を殺しました。そして僕も仲間でした。僕も殺人者です」と告白し、キム・ウクに衝撃に与えた。特にこの時、キム・ピルジュンが自身の仮面を確認したキム・ウクを冷たく見つめ、恐怖感を与えた。オ・イリョンが3団地に入ることになった理由は何なのか、好奇心を刺激すると共にゴリアテの正体を知ったキム・ウクに向けた邪悪な機運が高まり、これからの展開が注目されている。

tvN「ミッシング2～彼らがいた～」は消えた人々、新しい幽霊の町、彼らの切実さが見逃せない幽霊を見るコンビによるファンタジー追跡ドラマだ。韓国で毎週月曜日と火曜日の午後8時50分に放送されている。