fromis_9出身チャン・ギュリ、グループ脱退時の想いを語る「メンバーたちを信じていたから決めた」
OSEN |
写真=JUSTエンターテインメント
fromis_9出身の女優チャン・ギュリが、グループの脱退から自身のロールモデル、女優としてのこれからの活動などについて、全て打ち明けた。彼女は最近、SBS月火ドラマ「チアアップ」放送終了後のインタビューを行った。
台本を初めて受け取った時の感想を聞かれると、彼女は「『チアアップ』の台本を受け取った時、これまで応援団を題材にしたドラマが一度もなかったので、新鮮で面白いと思いました。それに、チョヒ役をとてもやりたかったです。似合うかどうかは気にせず、私は監督に『出番とは関係なく、チョヒ役がとても演じたいです』と言いました」とし、「私は今までたくさん演技をしてきたわけではないですが、今まで演じた役と全く異なる姿をお見せできると思ったからです」と答えた。
それから彼女は「女優に転向して初めてお見せする作品でしたが、とても良い選択をしたと思います。ダンスや歌もお見せでき、急な転向でファンの方々も戸惑ったかもしれないですが、これでファンのニーズも満たすことができたと思います。私もお見せできることが多い作品だったと思うので、女優としての最初の作品として、良い選択だったと思います」と伝えた。
撮影に入る前、役作りの過程でどのようなことに悩んだのかと聞かれると、彼女は「まず、監督とは友達のようにキャラクターについてたくさん話し、私が気になることがあればいつでもカカオトークや電話で聞ける気楽な関係でした。監督と一緒に役作りをしました。一緒に演技をする俳優さんたちは同じ年頃ですが、私より演技の経歴はずっと長い先輩だったので、アイデアもたくさん出して、その中で私も学んだことが多かったです」と話した。
また、共演した俳優たちから何を学んだのかを聞かれると、彼女は「ジヒョン姉さんの集中力が本当にすごいと思いました。ジヒョン姉さんは感情を表に出したり、泣くシーンがとても多かったです。不思議だったのは『カット』の瞬間、すぐに役から抜け出していました。私は姉さんが役に没頭して泣いていると思っていましたが、本当にすぐ抜け出していたので『姉さんの集中力や没入力はすごい』と思いました。また、大胆に演じることを学びました」と伝えた。
それと共に彼女は「ペ・イニョクは、現場ではいつもアイデアをたくさん出していて、良いアイデアで面白いシーンをたくさん作ったと思います」と、共演した俳優たちの長所について語った。
7月にfromis_9から脱退したチャン・ギュリは、最近元DIAのチェヨン、元MOMOLANDのヨンウなどと同様にグループ活動を終え、本格的に女優に転向したとして話題になった。グループ活動と女優の両立ではなく、女優に転向した理由を聞かれると、彼女は「2つのことを同時にするには、私の器はそこまで大きくないと思ったからです」と答えた。
彼女は「ドラマとアルバム活動を並行してした時、メンバーたちに申し訳ないと思うことが本当に多かったです。メンバーたちより練習量が足りない状況になりますし、私が撮影に行けばメンバーたちは8人バージョンで練習するしかないので、最初から申し訳ないと思いました」とし「fromis_9はデビューしたときから比べると、とてもたくさん成長して、私が最後の活動をした時は音楽番組で5冠を達成し、多くのことを成し遂げたと思いました。それで『今は私の心の片隅にあった夢に挑戦しても良いのではないか、そうしても良い時期ではないか』と思いましたし、メンバーたちを信じていたから脱退を決めたと思います」と率直な想いを伝えた。
音楽番組で5冠を達成するグループを脱退するのは、もったいないと思わなかったのかと聞かれると、彼女は「どんな選択をしても物足りなさが全くないわけではないと思います。私はこの5年間を振り返った時、本当に一生懸命に生きてきました。それで物足りなさがないわけではないですが、できることを全部やってその選択をしたと思うので、その時に戻っても同じ選択をしたと思います」とし「メンバーたちは、私がいなくてもしっかりグループ活動をしてくれていますし、そんなメンバーたちを信じていました。また、グループがうまくいっている時に脱退して、気が楽でした。もしグループがうまくいっていない状況でしたら、簡単に選択できなかったと思います」と話した。
また、2022年を終える感想を聞かれると、彼女は「本当に変化が多い年でした。変化する度に勇気もたくさん必要でしたし、新しい出発だと思いました。私の決定に多くのファンが変わらず応援し、支持し、愛してくれることを感じて、その気持ちに応えたいと思いました。頑張ってきたように、一生懸命な姿、頑張る姿をお見せすることが私の目標です」とし「女優として成長した姿をお見せしたいですし、休んでいる間、演技についてもっと勉強して、本当に深く学び直したいです」と伝えた。
女優としてロールモデルを聞かれると、彼女はチョン・ジヒョンを挙げた。「先輩は『星から来たあなた』のチョン・ソンイのようにハツラツとしてコミカルで愛らしいキャラクターから、『暗殺』のアン・オギュンのように真剣な役まで、多様なキャラクターをこなしますよね。演技力もすごいので、チョン・ジヒョン先輩をロールモデルにしています」とし、多様な役をこなし、多彩な演技を見せたいという覚悟を語った。
チャン・ギュリが出演したSBS「チアアップ」は、最近韓国で放送が終了した。彼女は劇中、ヨンヒ大学校応援団「テイア」の副団長テ・チョヒ役を熱演した。
記者 : キム・チェヨン