「震える家族」パク・ヒョジュ、撮影中に顔面麻痺を経験“怖くて涙が出た”

OSEN |

写真=NKコンテンツ
女優のパク・ヒョジュが、映画「震える家族」の撮影中に顔面麻痺の症状が現れたとし、「当時撮影の終盤だったので、体調が悪いのもあったけれど、キャラクターの感情に入り込んだら、顔面が麻痺してしまいました」と明かした。

パク・ヒョジュは最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のカフェで、映画「震える家族」のインタビューに応じ、「撮影中に顔面麻痺を経験したと聞いた」という質問に、「本当に怖かったです。少し調子が悪い時だったのですが、私が無理をしたようです。体調が悪くなる準備をしていたようですね」と答えた。

「震える家族」(監督:キム・ジニョン)は、子供を失った悲しみに包まれた家族が、新しい子供を養子に迎えることになり、奇妙な出来事が繰り広げられるミステリースリラーだ。

子供を失った悲しみに包まれた母親ヒョヌを演じたパク・ヒョジュは、「雨が降るシーンで、気温も低かったんです。(劇中で)傘を持って子供を迎えに行くシーンをワンテイクで撮影しました。撮影に入ったら、キャラクターの感情に移入したようでした。闇の中で(子供を探しながら)ランタンで照らしていたら、頭の中で何かがぱっと弾けるような感じがしました。撮影が終わってチェックをしたところ、唇が曲がっていました。寒さのせいかと思って、ストーブに口元を近づけていましたが、唇が自分の意志とは反対に動いて、その瞬間驚きました」とし、当時を振り返った。

鏡に映った自分の顔を見て驚いたというパク・ヒョジュは、「鏡を見た瞬間、自分の顔が怖くて涙が出ました。息もできなくてめまいがしました。しかし、最後のワンシーンが残っていたので、すぐに病院に行くことはできなかったんです。監督とプロデューサーに『病院に行くように』と言われたけれど、次にその撮影をやるのも容易ではない状況だったので、近くの公民館に行って休むことにしました。そこにあったホットカーペット2時間ほど横になっていたら少し回復しました。その間、キム・ミンジェ先輩が他のシーンを撮影してくれました。休んだ後、残ったシーンの撮影を終えました」と伝えた。

続いて彼女は「たぶんその日、緊張したせいだと思います。後で病院に行って診療を受けたけれど、(医師から)そういう環境的な要素があったと言われました。雨がたくさん降って寒かったし(心理的に驚いた)演技をしながら、過呼吸の状態であればそのような現象が一時的に起こることがあるそうです。もちろんその症状が繰り返されたら病気を疑うこともできますが、それではないということでした。その日以降、同じ症状が出たことはありません。マグネシウム、鉄分を一生懸命に飲んでいます(笑)」と述べた。

記者 : キム・ボラ