玄理、ドラマ「パチンコ」で共演したイ・ミンホに言及“日本語の発音を学ぶ姿が印象的だった”

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写真=GREEN NARAE MEDIA
韓国国籍を持ち、日本で女優として活動中の玄理が、「パチンコ」で共演したイ・ミンホとユン・ヨジョンに言及した。

最近、彼女はマイデイリーとオンラインでインタビューを行った。日本映画「偶然と想像」(監督:濱口竜介)に出演して韓国の観客と会い、これと関連した話を交わした。

「偶然と想像」は「ドライブ・マイ・カー」で世界的な成功を収めた濱口竜介監督の新作だ。 いかなる制約もなく、ただ偶然と想像をキーワードに繰り広げられる3つのストーリー「魔法(よりもっと不確か)」「扉は開けたままで」「もう一度」で構成されている。「第71回ベルリン国際映画祭」のコンペティション部門に招待され、審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞し、作品性を認められた。

玄理は「偶然と想像」の最初のエピソード「魔法(よりもっと不確か)」の主演であるつぐみ役を演じ、熱演を繰り広げた。つぐみは家に帰るタクシーの中で友達に恋の話を打ち明ける人物だ。

彼女は「監督は人為的な演技が入るのを望まないスタイルなので、つぐみ役のために私が個人的に準備したことは特にありませんでした。監督はセリフも家で暗記してきてはだめだと言いました。そのため俳優みんなが一緒に集まって、感情をできるだけ抜いてシンプルにセリフを覚えます。現場でセリフをやりとりした時に生まれる感情を大事にしているんです。監督だけを信じて現場で淡々とセリフを交わしました。つぐみ役もそうですが、キャラクター一人ひとりが面白かったです。濱口竜介監督の作品なら、台本を見なくても出演すると思います」と話した。

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また彼女は、最近話題を集めているApple TV+オリジナルシリーズ「パチンコ」第7話にキヨ役として出演した。

この日、玄理は「パチンコ」でイ・ミンホと共演した感想を話した。彼女は「イ・ミンホさんは日本語のセリフのためにすごく大変そうに見えました。撮影中、休み時間に日本語の発音について聞かれました。俳優として真剣な姿をたくさん見ることができました」と演技への情熱を高く評価した。

また「私は『この人のようになりたい』というロールモデルがいません。しかし、ユン・ヨジョン先輩のアカデミー賞授賞式での感想を聞いて、たくさんのことを感じました。今の年齢で、様々な国で活発に演技をしていらっしゃる姿を見て、本当にかっこいいと思いました」と敬意を示した。

続けて「『パチンコ』の台本を読んで“私たち家族の話”だと思いました。アメリカ在住の作家さんが書いた内容だったからこそ、良かったです。第3者の立場で在日韓国人の話を書くのがより客観的ですから。誰が悪人で誰が善人だとか、人々の日常はそんなに単純なものではないと思います。そのような部分まで含めて書いてくださったので、とても良かったです。『パチンコ』の英語、日本語、韓国語の台本をすべて持っています」と格別な愛情を表した。

また玄理は「韓国、日本の作品を選ばず、たくさん出演したいです」とし「そのために今、ボイストレーニングを受けています。韓国語の発音が完璧でなければならないが、発声も日本語とは違うからです」と伝えた。

それと共に彼女は「ポン・ジュノ監督を、好きを超えて尊敬しています。私も一緒に仕事をする機会があればとても嬉しいです」と明かした。

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記者 : キム・ナラ