チン・グ、ドラマ「優越な一日」放送終了を迎えて感想を語る“5ヶ月という時間がより鮮明に記憶に残ると思う”

OSEN |

写真=VAROエンターテインメント
「優越な一日」のチン・グが“優越なエンディング”で真価を発揮した。

1日、第8話を最後に韓国で放送が終了したOCN「優越な一日」(脚本:イ・ジヒョン、ジョナサン、演出:チョ・ナムヒョン)でイ・ホチョル(チン・グ)は、拉致された娘のイ・スア(チョ・ユハ)をついに取り戻し、自身の家族を利用したペ・テジン(ハ・ドグォン)とクォン・シウ(イ・ウォングン)の間で真の優越さを証明した。最後まで命が危ぶまれる激しい接戦が繰り広げられる中でも彼は命を救うため奮闘し、消防士としての使命感を見せると共に、誤った方法で自身が優越だと信じる2人の加害者に「お前たちは人を殺して優越感を感じるだろうが、僕は違う。僕は人を救うことこそ本当に優越なことだと思う」と堂々と話し、優越さの価値を再確認した。

チン・グは初放送から劇中人物に完璧に入り込んだ熱演で注目を浴びた。偶然、殺人事件の犯人を目撃した消防士でトラウマを抱えて生きてきたが、突然娘が拉致され、24時間以内に娘を救出しなければならない主人公イ・ホチョルの1日を中心に物語が展開された。彼は一瞬で息詰まる運命に巻き込まれたイ・ホチョルの苦悩と奮闘をリアルに描き、反響を呼んだ。特に瞬間的に変わる人物の心理を表情と繊細に表現し、感情を最大化することで一つ一つのシーンに力を入れた。

しっかりした演技力に劣らず、凄絶なアクションも目を引いた。ひたすら娘のことだけを考え、走る車に身を投げ、どんな場所でも激しく動くイ・ホチョルを見事に演じ、劇の完成度を高め、没入感を与えた。これでチン・グは、どのジャンルでも主人公として力を発揮できる完璧なワントップ俳優として地位を固めた。

「優越な一日」でチン・グという名前の前に“名に恥じない”という修飾語を追加した彼は、所属事務所のVAROエンターテインメントを通じて「昨年秋から今年春まで天気が3回変わりました。5ヶ月という時間の間苦楽を共にした監督、作家をはじめとする全てのスタッフ、そして現場で苦労した僕たちのスタッフと先輩・後輩・同僚俳優の方々まで。寒い天気の中でも良い人々のおかげで大変な撮影も楽しめて、より鮮明に記憶に残ると思います。次の作品でも一緒にできる栄光があったら嬉しいです。また、アクションでは難しいシーンが多かったんですが、苦労してくださったスタントマンの方々にも安全に撮影できるようサポートしてくださって感謝しているとお伝えしたいです。何より作品を深く愛し、観てくださった視聴者の皆様、本当にありがとうございます」と感想を語った。

毎回印象深い演技でお茶の間の視聴者を魅了し、名実ともにワントップ主演に生まれ変わったチン・グのこれからの活動が楽しみだ。

記者 : パク・パンソク