イ・ジュンギ、新ドラマ「アゲイン・マイ・ライフ」原作のイメージとぴったり?“想像の中だけで存在していたキャラクターが現実へ”

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写真=SAMHWA Networks、Cross Pictures
ウェブ小説「アゲイン・マイ・ライフ」の原作者である作家のイ・ヘナルが、原作のドラマ制作について感謝の挨拶と感想を伝えた。

4月8日より韓国で放送されるSBS新金土ドラマ「アゲイン・マイ・ライフ」(脚本:ジェイ、キム・ユル、演出:ハン・チョルス、キム・ヨミン)が期待を一身に受けている理由は、しっかりしたマニア層を確保している作家のイ・ヘナルの作品が原作だからだ。イ作家は「国家議員のイ・ソンユン」「判事のイ・ハニョン」「検事のキム・ソジン」など韓国の社会問題を赤裸々に描き出し、誰でも一度は夢見た回帰と憑依を通じて、痛快な勧善懲悪を描く。

「アゲイン・マイ・ライフ」は人生2回目、優れた能力を持つ熱血検事の絶対悪への報復を描いた作品だ。特に、自身のデビュー作であるため、長く悩み、試行錯誤を重ねたというイ作家は「文を書く時『キム・ヒウのような検事が存在すればいいのに』という思いで書いたが、意外にも多くの方々から応援をいただき、最後まで書くことができた」と感謝の挨拶を伝えた。続けて「それほど愛情が大きい作品で、映像を通じて主人公たちに会えることが感慨深く、期待している」とドラマ制作への率直な心情を明かした。

俳優のイ・ジュンギをはじめ、イ・ギョンヨン、キム・ジウンなどのキャスティングで話題を集めた同作品。イ作家は「ドラマ制作が決定されてから、どのような俳優がキム・ヒウ役を演じるのか、気になっていた。キム・ヒウは弱いが強く、無愛想だが人間的なキャラクターなので俳優をイメージするのが難しかったが、昨年、SBSの演技大賞授賞式でイ、ジュンギさんがキム・ヒウ役を務めると話す姿を見て、想像の中だけで存在していたキム・ヒウが、現実に出て完成された感覚を受けた。シンクロ率で言えば『完璧そのもの』だと思う」と満足感を示した。

続いて「キム・ヒウと対立する政治家のチョ・テソプは、これまで私が書いてきた人物の中で、最も愛情を持っているキャラクターの一人だ」とし「チョ・テソプは本気で国のため働くが、その過程が正しくない政治家で、善悪を行き来しながら主人公と対立するキャラクターだ。演技力が重要な役割だが、イ・ギョンヨンさんがその役割を務めると聞いて、『言葉が要らない』と思った」と述べた。また「キム・ヒアは財閥だが、素朴であらゆる危機でも信念を守る強い人だ。チョ・テソプという強者と、妥協すれば簡単に行ける道を断って、キム・ヒウという弱者と手を組み、厳しい道を選択するほど、決断力もある。キム・ジウンさんは私が想像していたキム・ヒアの姿そのものだったので、彼女が原作のキム・ヒアより、もっと魅力的に表現してくれると確信している」と明かした。

イ作家は最も期待しているシーンとして「回帰したキム・ヒウとチョ・テソプの初対面」を選んだ。その理由について「チョ・テソプに向かうキム・ヒウの足跡が込められた、すべてのシーンが期待」とし「その中でも選ぶなら、人生2回目を生きることになったキム・ヒウとチョ・テソプが初対面した時、復讐の対象と向き合っているキム・ヒウの複雑な感情を、どのように表現するのか気になる」と語った。

最後にイ作家は「小説を書いている際、多くの方々がコメントを通じてドラマ制作を願っていたが、それが現実になって、皆さんと私の想像の中にいたキム・ヒウに会う時間が近づいている。胸がワクワクして、個人的にもより特別な作品となった。このすべてが読者の皆さんの応援のおかげだ」と、原作を応援してくれた読者に感謝の気持ちを伝えた。続けて、ドラマを待っている視聴者に「ドラマは原作よりも面白く、痛快に描かれると思う。私も視聴者の一人として、初放送を楽しみにしている」と付け加え、期待をより一層高めた。

「アゲイン・マイ・ライフ」は韓国で4月8日の午後10時より放送を開始する。

記者 : オ・ユンジュ