大人気ドラマ「梨泰院クラス」が日本版リメイク決定!今夏放送予定…韓国の制作会社とタッグ

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写真=カカオエンターテインメント、JTBC
「梨泰院クラス」の日本版リメイクの制作が確定した。

カカオエンターテインメントは最近「日本の某テレビ局と『梨泰院クラス』のウェブ漫画、ドラマに関するライセンス契約を完了した」と明かした。日本のトップ俳優のキャストも確定しており、来月から撮影を開始して今夏に全国放送される予定だという。

「梨泰院クラス」は今の時代を生きる若者のストーリーでウェブ漫画、ドラマの両方が人気を博し、韓国と日本で大ヒットした。厳しい環境の中でも不義と妥協をせず、自分の力で成功する情熱的な青年、パク・セロイの物語は韓国を超えて日本の若者の心も掴んだ。

韓国ではウェブ漫画の累積照会数が4億回、購読者2千万人(2022年3月基準)を記録するなど驚くべき成果を上げた。ドラマもJTBCドラマの平均視聴率ランキングで歴代3位を記録し、話題を集めた(ニールセン・コリア、首都圏有料世帯基準)。

日本ではウェブ漫画が「六本木クラス」というタイトルでピッコマにて先行配信され、人気を集めた。その後、ドラマ「梨泰院クラス」が日本のNetflixで1位を記録し、ドラマ放送時点基準でピッコマにおけるウェブ漫画「六本木クラス」の取引額は前年同期比454%増加し、爆発的なヒットとなった(2020年6月基準)。

韓国で「パク・セロイシンドローム」があったように、日本でもウェブ漫画の連載やドラマ放送を通じて、パク・セロイのヘアスタイルが流行るなど「梨泰院クラス」のキャラクターを真似したり、名台詞が取り上げられるなど話題となった。日本のある有名雑誌で行われた「日本版リメイクが見たい韓国ドラマベスト10」のアンケートでは、「キム秘書はいったい、なぜ?」に続き「梨泰院クラス」が2位を記録し、リメイク制作へのニーズも高かった。

今夏放送を予定しているリメイク版ドラマ「六本木クラス」(仮題)の制作は、カカオエンターテインメント、カカオエンターテインメントの子会社のクロスピクチャーズ(代表:キム・ヒョヌ)、韓国版ドラマを制作したJTBCスタジオがタッグを組む。

クロスピクチャーズはインド、中国、ベトナムなどでリメイク版を成功裏に制作したノウハウを持っている会社だ。映画「怪しい彼女」のインド版リメイクがインドの興行成績1位を記録、日本の小説「容疑者Xの献身」を中国で制作して、中国の興行成績1位も記録した。特に最近は、制作ドラマ「社内お見合い」がヒットし、さらに注目を集めている。

カカオエンターテインメントの関係者は「『梨泰院クラス』日本版の制作は、韓国の他の優秀なコンテンツが海外に進出できるきっかけになるという点で意味がある。『梨泰院クラス』そのものの波及力、潜在力がとても高いので、日本だけでなく他国バージョンのパク・セロイに会えるように検討されている」とし「カカオエンターテインメントは自社の優秀なコンテンツが世界に活発に進出し、多彩なジャンルに広がるように持続的な投資、努力を注ぎ、『梨泰院クラス』のような成功例を引き続き作っていく予定だ」と伝えた。

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記者 : パク・ソリ