キム・シンロク、Netflix「地獄が呼んでいる」について語る“珍しい経験ができて楽しかった”
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写真=「marie claire」
女優のキム・シンロクが、グラビアで強烈なオーラを放った。最近公開されたファッションマガジン「marie claire」のグラビアにキム・シンロクが登場した。
公開されたグラビアの中で彼女は、魅惑的な雰囲気を際立たせる黒のドレスからスリムなラインを強調するレザーベストとパンツ、茶色のトップスとパンツ、濃いリップが際立つメイク、モデルに劣らないポーズで視線を奪った。
グラビア撮影後に行われたインタビューで彼女は、Netflixオリジナルドラマ「地獄が呼んでいる」で自身が演じたパク・ジョンジャという人物について「完成版を見てこの人物の話がストーリーの展開においてどんな役割をするのか、より理解できました」とし「パク・ジョンジャという存在がまともに立っていてこそ、視聴者の皆様がドラマにもっと没入し、『地獄が呼んでいる』が持つ世界観のロジックがきちんと成立するような気がしました。死の前に立った人間、そしてその恐怖に出くわした人間がどのように対応するのか、どのような人間性を持ち、この事態に直面するだろうかということを、パク・ジョンジャという人物を通じて圧縮して見せてくれたのではないかと思います」と説明した。
また「地獄が呼んでいる」のラストシーンは全てを覆すシーンであり、シーンそのものもアクロバティックな動きで印象的だったという言葉に「遺体から人の体に移っていく段階まではダンサーが表現し、裸になってからの動きは私が表現しました。この二つの部分が繋がっている姿がうまく編集されています。体で表現するのが好きなので楽しく撮影したシーンです。撮影現場には物理的には最小限のものがあるだけで、様々なディレクションを通じて想像して演じる珍しい経験が楽しかったです」とし、パク・ジョンジャを演じる時の喜び、キャラクターと演技への愛情が込められた答えで注目を集めた。
最後に自身を女優で創作者で、ワークショップのリーダーと紹介したりもするが、この言葉にどんな意味が込められているかという質問には「演劇で私を紹介する時、そう答えたりします。一つの作品で演出や作家として参加しなくても、俳優も創作者として確かに持ち分があります。海外では、実際に『アクタークリエイター』という言葉も使います。『ワークショップリーダー』という用語は、2006年にワークショップというものを初めて経験した後から使うようになりました。ワークショップは誰かを教える場ではなく、上手ではなくても、お互いにインスピレーションと意見を交わす場です。今でも機会がある度にワークショップに参加したいですし、何かトピックがあれば私が自ら開くこともあります」と答えた。
現実でも作品の中でも、彼女ならではの魅力で視聴者を魅了しているキム・シンロク。彼女はNetflix「地獄が呼んでいる」では超自然的で新しい設定、非現実を現実として受け入れるようにする演技力で注目された。Coupang Play「ある日~真実のベール」では検事役でカリスマ性を見せて緊張感を与え、好評を博した。
多数の作品を通じてしっかりとした演技力を披露し、作品に活力を吹き込んだ彼女は最近JTBC「財閥家の末息子」への出演を伝え、演技でのイメージチェンジを予告し、新しい姿への期待を高めた。
キム・シンロクのグラビアとインタビューは「marie claire」のホームページで確認できる。
記者 : イ・ミンジ