“国民のお父さんとして活躍” 故ソン・ジェホさん、別れから本日(11/7)で1年…数々の作品に出演&社会福祉活動も

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写真=Newsen DB
俳優のソン・ジェホさんが亡くなってから1年が過ぎた。

故ソン・ジェホさんは、昨年11月7日に83歳で亡くなった。出棺は昨年11月10日に行われた。

故人は1959年、釜山(プサン)KBSの声優として正式デビューし、1964年、映画「学士酒屋」に出演して演技活動をスタートさせた。1968年にはKBS特別採用タレント試験に合格し、俳優として正式デビューした。

故ソン・ジェホさんは200本以上の作品に出演し、その演技力が認められた。映画「ヨンジャの全盛時代」を筆頭に「青春劇場」「愛の季節」、ドラマ「帰郷」「TV春香伝」「愛が咲く木」「ミス・リプリー」「これが人生!ケ・セラ・セラ」「拝啓、ご両親様」「明成皇后」など数多くの映画、ドラマを行き来しながら活躍した。

特に活動後半には、多数の作品に父親役として出演し、視聴者や観客からは“国民のお父さん”という愛称で親しまれた。

遺作は、昨年公開された映画「自転車王オム・ボクトン」だ。故人は持病があったにもかかわらず、演技への熱情を燃やした。

死去後に伝えられたニュースも注目を集めた。2007年、ホルト児童福祉会の広報大使に委嘱された故人は、持病のため活動を中止するまで、養子縁組家族の写真・動画公募展の審査を含め、様々な社会福祉活動を行ったという。

ホルト児童福祉会は「全職員は疎外され、困難にさらされている児童たちと隣人のために一緒に力を尽くしてくださったソン・ジェホ広報大使の悲しい知らせに胸を痛めている」とし「謹んで故人を哀悼する」と述べた。

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記者 : ファン・ヘジン