映画「海に行こう」6月18日に公開決定…韓国の地図を盛り込んだメインポスターを公開

MYDAILY |

写真=ジョンフィルム
6月18日に韓国で公開を確定した「海に行こう」が、温かい感動が感じられるメインポスターを公開した。

本作は、理解されなかった父の人生を通して、韓国現代史の深いトラウマを掘り下げるディープフォーカスドキュメンタリーだ。

脱北した父親の影響を受けて、2010年から南北分断関連のプロジェクトを進めて注目を集めたキム・リャン監督の作品で、新型コロナウイルス感染拡大による困難な時期に、温かい響きと感動を伝える作品として期待を集めている。

特に今回公開されたメインポスターは、青い海を背景に透明にふちどられた朝鮮半島の地図と、父の写真が幾重にも重なっている。これは個人としての歴史と、社会の歴史を重ねることによって、深い感動を伝える映画のストーリーを表している。ここで「極めて私的であり、最も一般的な朝鮮半島のトラウマに出会う」というキャッチコピーも、70年が過ぎ多くの人々に忘れられた物語であるが、まだ韓国国民の記憶に深く刻み込まれた“分断”の新たな視点とメッセージを伝える。

脱北してきた父の哀歓を話して、非常に私的でありながら、最も一般的な朝鮮半島のトラウマを盛り込んだ映画「海に行こう」は、メインポスターの公開とともに本格的に歩み始める。

記者 : クァク・ミョンドン