「プロデュース101」出身ユ・ソンホ、バラエティ番組で大活躍“僕は面白い人ではないけれど…”

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写真=「@star1」

若い練習生がものすごい勢いで成長した。1日5食きちんと食べたおかげだろうか、1、2年で身長もぐんと伸び、若いがプロらしく成熟した姿もある。バラエティ番組と音楽活動で大ブレイクしている万能エンターテイナーユ・ソンホ。輝かしい花道を歩んでいる彼の成長と変化の過程について聞くと、かなり思慮深い答えが返ってきた。

――久しぶりにビューティグラビアを撮影しました。今日の撮影はいかがでしたか?

ユ・ソンホ:ビューティーグラビアは本当に久しぶりです。実は撮影前、試案を見て結構心配しました。面白くて茶目っ気溢れる雰囲気を希望されているようでしたが、それほど面白い性格でもないので、ひょっとしたら期待外れではないかと思いまして。それでも写真を見たらよく撮れたようでよかったです。ハハ。

――それこそバラエティアイドルです。今レギュラー出演している番組だけで3つありますね。

ユ・ソンホ:最近バラエティ番組を中心に活動しています。実際僕は話し上手だったり、面白い人ではありません。ただその雰囲気に慣れたら、ありのままの僕の姿をお見せします。タレント性を10点満点で評価するなら6点ぐらいでしょうか。一人では絶対に笑わせられないし、誰かが雰囲気をリードしてくれれば面白さを加えられるぐらいです。

――Lifetimeのバラエティ番組「アイドル喫茶店2」で神話のアンディさんと一緒にMCを務めています。名前も同じでツーソンホと呼ばれているというアンディさんとの相性はいかがですか?

ユ・ソンホ:実は二人とも人見知りで、最初はぎこちなくて不安定な感じでした(笑)。一緒に番組をやりながら近くなって仲良くなりました。今は言うまでもなく、とても相性が良いです。プライベートでもよく連絡をしています。2人で映画も見に行くことにしましたし、一緒に食事もします。兄さんと年の差が20歳以上あるのに、大きな違いは感じられません。

――MCは初挑戦なのに司会進行がスムーズでした。

ユ・ソンホ:いいえ、違います。「シーズン1」の時は下手でぎこちなかったです。話に割り込むこともできないし、まともにリードしていないという感じが強かったです。でもやっているうちに実力が伸びました。トークの腕前を披露するより、ところどころに割り込んで雰囲気を盛り上げる程度? だと思います。ハハ。

――SBSバラエティ「ハンサムタイガーズ」に出演しています。中学でバスケットボール部のキャプテンを務めましたが、それだけに実力も発揮していますか?

ユ・ソンホ:小学校の頃から運動が好きでした。サッカーのように足を使う運動を除いて、普通の運動は平均以上はできます。バドミントン、卓球、野球のように手を使う運動が得意な方です。自分で言うのも何ですが、バスケットボールはそれなりに上手だったので中学3年生の時にバスケ部の主将を務めました。練習生として生活を始めてからは運動がほとんどできませんでしたので実力も少し落ちました。

――他の出演者と比べて本人のバスケットボールの実力はどれほどですか?

ユ・ソンホ:難しい質問ですね。ハハ。うーん、中間ぐらいだと思います。もう少し具体的に言うと「中の下」くらい? 僕が下手というよりは、他の出演者の中で上手な方がとても多いんです。もっと一生懸命に練習しなければならないようです(笑)。

――tvNバラエティ番組「ニャーはフェイクだ」でPENTAGON ウソクさんと生活をしていますね。

ユ・ソンホ:ウソク兄さんと共に猫たちと一緒に生活しています。兄さんと僕は似ているところが本当に多いです。二人とも静かな方でよく合いました。また、動物が大好きで楽しく生活してます。犬を飼っていたのですが、このバラエティを通じて猫の飼い主になってみたら性格がずいぶん違っていました。犬は愛嬌もあって呼んだらすぐ駆けつけてきますが、猫は一人暮らしを楽しむタイプというか(笑)。

――もう高校3年生です。学業と活動の両立は大変ではありませんか?

ユ・ソンホ:スケジュールが増えて勉強にそれほど時間をかけることはできません。それでも一生懸命にやろうとしています。スケジュールがない日は、いつも朝8時30分まで登校しています。またスケジュールがない時は普通の人々のように公共交通機関を利用して学校に行ったりもします。驚くこともありません。僕が誰なのか誰も分かりませんので(笑)。マスクはつけますが、顔を隠すためではありませんし……。普段もよくつけます(笑)。つけてもつけなくても分からないと思います。ハハ。

――「数学王」という噂がありましたが、事実ですか(笑)?

ユ・ソンホ:ハハ。中学時代までは中間以上だったと思いますが、今はよくやっていると言えば大変なことになりそうです。本当に恥ずかしいです。

――デビューする前から学校でとても人気があったでしょう?

ユ・ソンホ:いいえ、全くありませんでした。僕が眼鏡をかけた写真をご覧になったことありませんか。ご覧になれば驚かれると思います。ハハ。今はレーシックをしましたが、昔はいつも眼鏡をかけて階段みたいな髪(レイヤーカット)でした。今も友達にからかわれます。眼鏡に階段みたいな髪をしていた子だと(笑)。

――Mnet「プロデュース101」出演後、多くのことが変わったじゃないですか。

ユ・ソンホ:人生のターニングポイントと言っても過言ではありません。僕の人生が一気にひっくり返ったきっかけでしたので。何でもない平凡な学生だったのに、一気に芸能界にデビューしたじゃないですか。運が本当に良かったです。一瞬にしてこんなに身に余る愛をもらうようになりましたので。その番組のおかげで今まで活動ができたのだと思います。

――いつもベストを尽くす努力派のようです。会社にも頻繁に出勤し、ユ課長というあだ名までできたと聞きました(笑)。

ユ・ソンホ: ハハ。会社にはほぼ毎日行きます。行かない日がほとんどありません。普段は練習室に行って、週6日は出勤します。スケジュールが忙しくなければ会社でボーカル、演技、ピアノのレッスンを受けます。英語や中国語を学ぶ時期もありました。最近ではバラエティ番組出演でスケジュールが忙しくなって全部はできませんが、時間があればまた一生懸命に学ばなければならないと思います。

記者 : ファン・ヨンド